【ヨドガレージ】断熱施工方法(①下地編)

間柱の固定画像:ヨドガレージの断熱施工と下地 ガレージ

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ヨドガレージの断熱施工を考えている方必見!
この記事では、私の所有する「ヨドガレージ ラヴィージュⅢ VGC-2655」を例に、断熱施工の第一ステップである下地作りを詳しく紹介します。
この記事では、ガレージの下地作り、断熱材施工、電気工事、壁材施工の各ステップに分けて説明しています。特に、下地作りの効率的な方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。

注意:電気工事を行う場合は、必ず有資格者に依頼しましょう。

下地作りの重要性

ガレージ断熱施工の最初のステップは、下地となる木材の固定です。この段階がしっかりしていないと、後々の断熱効果が減少する可能性があるため、注意が必要です。

下地材料

下地作りに必要な材料を以下の通り揃えました。私はホームセンターコメリで以下のものを購入しました:

  • 木材(胴縁):長さ3000mm×幅40mm×厚さ16mm
  • アルミフラットバー:長さ2000mm×幅30mm×厚さ2mm
  • ビス:長さ25mm×直径3mm

アルミフラットバーでステーを作成し、木材をしっかりと固定します。

木材の固定方法

一般的な方法では、木材を直接ガレージ本体ドリルビスで固定しますが、これだとガレージに穴を開けてしまい、錆の原因となります。そのため、私は間柱壁パネルを固定しているボルトにステーを使って木材を固定する方法を選びました。これにより、ガレージに穴を開けるリスクを回避しつつ、頑丈に固定できます。

下記の画像は株式会社淀川製鋼所のヨドガレージデータダウンロードページからダウンロードしたVGC-2655の図面です。

平面図と断面図に記載されている(間柱)の位置が下地木材を固定していく場所になります。

ステーの作成

購入したアルミフラットバーをカットし、ステーを作成します。アルミ製を採用した理由は、軽量で錆びにくく、加工が容易だからです。費用も抑えられ、作業時間も短縮できます。

  • カット長さ:間柱と木材の厚みに合わせて調整
  • 穴空けのサイズ:ボルトとビスに合わせる

採寸を元に作成したステーのイメージ図がこちらです。

木材の固定

次に、作成したステーとカットした木材を固定していきます。木材はホームセンターのカットサービスも利用できるので、事前に間柱の長さを測っておくと便利です。

今回使用した木材はそこまで幅や厚みが太くない為、私はノコギリでカットを行いました。画像は間柱上部と下部を撮影したものです。

VGC-2655は間柱1本につき3箇所のボルトがあり、それぞれにステーを使って木材を固定します。

一部の箇所では、下の画像のように木材に切り欠きを作る必要があるので注意が必要です。

まとめ

間柱へ直接ビスで固定する方法が最も簡単かもしれませんが、ガレージに穴を開けたくない場合には、今回紹介したステーを使った方法が最適です。アルミフラットバーを使用することで、作業も楽になり、錆びのリスクも減らせます。ヨドガレージの断熱施工、ぜひこの方法を参考にしてみて下さい。

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