75ccにボアアップしていたモンキーバハで、走行中にエンジンが抱き付きました。
予算に余裕があれば、ボアアップ時にタコメーターを装着してエンジン回転数を管理するのがおすすめです。
エンジンの抱き付きとは?
エンジンの抱き付きとは、シリンダーとピストンが一時的に固着する現象です。
- 主な原因: 油膜切れや、熱によるシリンダーのスリーブ変形が原因。
エンジン停止と抱き付き発生時の状況
発生時は走行中でした。
- 突然エンジンが停止
- 後輪がロック
- アクセルを戻して再びひねると、何事もなかったようにエンジン再始動
そのまま無事に家まで戻れました。
エンジンの分解
キャブレターのセッティング不良で燃料供給が途絶えたかと思いました。しかし、後輪ロックが気になりエンジンを分解しました。
結果:
- ピストンとシリンダーのスリーブに傷がありました
- 圧縮抜けはなく、軽症と判断
- ピストンの傷を2000番の耐水ペーパーで慣らし、スリーブはそのまま組み付け
抱き付きの原因
突然エンジンが停止し、抱き付きが発生した原因はエンジンの回転数超過の可能性が高いです。
- 状況: 幹線道路でアクセル全開、下り坂でさらに回転数が上昇
- 他の可能性: オイル上がりや燃調が薄いことによるもの
回転数が管理できていなかったため、正確な原因は不明です。
まとめ
今回は軽い抱き付きで済み、モンキーバハは走行可能な状態です。
しかし、タコメーターがあれば原因を特定できた可能性があります。
- ボアアップ車両はエンジンに負荷がかかりやすい
- 日常的に回転数を把握することで、トラブルを未然に防ぐことが可能
ボアアップ時にタコメーターの導入も検討してみてください。
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