モンキーに強化クラッチを組んだけれど、「クラッチの切れが悪い…」と悩んでいませんか?
そんな症状を改善する方法として、キタコ製クラッチレバーCOMP(メーカー公式サイト)の導入をおすすめします。このパーツは、クラッチリフタープレートをより深く押し込める設計になっており、クラッチの切れがスムーズになります。
価格も約2,500円と手頃で、作業も比較的簡単です。この記事では、仕組みや交換方法をわかりやすく解説します!
クラッチレバーCOMPの仕組み
クラッチを握ると、ワイヤーを通じてクラッチレバーCOMPが稼働し、クラッチリフタープレートが押し込まれることでクラッチが切れる仕組みです。
キタコ製クラッチレバーCOMPは、純正品に比べてクラッチリフタープレートと接触する部分が僅かに大きく設計されています。より確実にリフタープレートを押し込めることで、クラッチの切れを改善できます。
クラッチレバーCOMPの交換方法
交換作業は以下の4ステップで行います。
- 事前準備
- 純正クラッチレバーCOMPの取り外し
- キタコ製クラッチレバーCOMPの取り付け
- クラッチの調整
事前準備
まず、クラッチカバーを開け、リフタープレートのロックナットとアジャスターを緩めます。
- クラッチカバーを開ける

- ロックナットとアジャスターを緩める

- クラッチワイヤーの張りを調整する(緩める)

- クラッチレバーCOMPに繋がるワイヤーを外す

純正クラッチレバーCOMPの取り外し
クラッチレバーCOMPを固定しているピンを抜き取ります。
ピンは差し込まれているだけで、マグネットを使うと簡単に取り外すことができます。


ピンを抜き取った後、クラッチレバーCOMPも抜き取ります。
キタコ製クラッチレバーCOMPの取り付け
クラッチレバーCOMPにスプリングを取り付け、グリスを塗布した後に差し込んで行きます。


ピンを差して固定した後にワイヤーを取り付けます。

クラッチ調整
アジャスターを右に抵抗を感じるまで回します。
抵抗を感じたら1/8回転ほどゆるめロックナットを締め付けます。

クラッチワイヤーの張り調整を行い、クラッチカバーを閉めれば完成です。
まとめ
モンキーに強化クラッチを組んだ際の「クラッチの切れが悪い」症状は、キタコ製クラッチレバーCOMPを使用することで改善できます。
このパーツは、クラッチリフタープレートをより深く押し込む設計になっており、クラッチの切れがスムーズになります。交換作業は ①事前準備 → ②純正クラッチレバーCOMPの取り外し → ③キタコ製クラッチレバーCOMPの取り付け → ④クラッチ調整 の4ステップで完了。
部品は約2,500円と安価で、作業も比較的簡単です。私のモンキーバハですが、強化クラッチが切れない原因は別にありました。その内容も下記へまとめてみました。
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