【ヨドガレージ】断熱施工方法(⑤コンセント設置編)

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この記事では埋め込み型コンセントの取り付け方法を紹介します。

取り付け方法を理解することで古いコンセントの交換修理や、照明スイッチ交換の参考にすることもできます。

埋め込み型コンセントは「はさみ金具」を使用すれば簡単に取り付けできます。

壁材にコンセント器具取付用のボックス穴をあけ、器具と金具で壁材をはさみ込んで固定します。

取り付け材料

取り付け作業で使用する材料は以下の2つです。

  • 石膏ボード用はさみ金具
  • 引き回し鋸

石膏ボード用はさみ金具

壁材への固定に使用するはさみ金具は数種類あります。

【配線器具全般】はさみ金具の選び方を教えてください。 - その他配線器具 - Panasonic
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今回は下記の2種類を紹介していきます。

  • 石膏ボード用はさみ金具
  • 石膏ボード用C型はさみ金具
石膏ボード用はさみ金具
石膏ボード用C型はさみ金具

引き回し鋸

円や曲線の穴あけが可能で壁や天井の開口に使用される細身の鋸です。

壁材へのボックス穴あけ

壁材へコンセント器具を取り付けるための穴を開けます。

作業工程は次の3つです。

  • 穴あけ箇所のマーキング
  • 下穴あけ
  • 切り抜き

穴あけ箇所のマーキング

縦95×横51㎜の長方形に穴をあける為、マーキングを行います。

誤差は縦横それぞれ+8㎜ー0㎜の範囲内に留めます。(縦95~103㎜・横51~59㎜以内)

本来であれば長さを図りながら壁材へマーキングしていきます。

しかし、バイクガレージに複数のコンセント設置を予定していた為、今回私は型紙を作成。

型紙をマスキングテープで固定。

型紙に沿って壁材へマーキングしていきます。

下穴あけ

引き回し鋸を差し込むための下穴を枠の四隅にドリルであけます。

切り抜き

引き回し鋸を使用して、下穴からマーキングの線に沿って切り抜いていきます。

鋸で壁材の中にある電気配線(VVFケーブル)を傷つけないように注意。

埋め込み型コンセントの接続

埋め込み型コンセントへ配線を接続していきます。

一般住宅での電気工事には資格(第2種電気工事士もしくは第1種電気工事士)が必要。また、安全のため作業前に必ずブレーカーを切る。

VVFケーブルを埋め込み型コンセント裏面にある「ストリップゲージ」に合わせて被覆を剥きます。

「W』が記載されている方へ白の配線を接続し、反対側へ黒の配線を接続します。

埋め込み型コンセントの取付

  • 石膏ボード用はさみ金具
  • 石膏ボード用C型はさみ金具

それぞれのはさみ金具による取り付け方法を紹介します。

石膏ボード用はさみ金具

取付枠にはさみ金具の出っ張り部を引っ掛け、付属のネジで仮止めします。

取付枠側の出っ張り差し込み部
はさみ金具の出っ張り部

ボックス穴へ下側の金具を差し込み、次に上側の金具を差し込みます。

差し込んだ後、上下のネジを締めれば固定が完了です。

石膏ボード用C型はさみ金具

取付枠上部とはさみ金具上部を付属のネジで仮止めします。

ボックス穴にはさみ金具を差し込み、取付枠上部のネジを締めて仮止めします。

仮止めする際、はさみ金具下部のネジ穴が真下にくるように調整しながら仮止めする。

取付枠下部とはさみ金具下部にもネジを通して締め付けます。

最後に仮止めしていた上部のネジを再度締めれば固定が完了です。

まとめ

こボックス穴あけは必要ですが、はさみ金具で簡単に埋め込み型コンセントを設置することができます。

この方法であれば、古いコンセントの交換修理も可能です。また、照明スイッチの取り付けや交換も可能になります。

コンセント、照明スイッチの設置・交換は電気工事の資格(第2種電気工事士もしくは第1種電気工事士)が必要ですので注意が必要です。

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