【外車•輸入車のタイヤ交換】VW GOLF8のタイヤ交換方法

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外車・輸入車のタイヤ交換を自分自身でできるのか知りたい。

そんな人の為に今回は注意点を踏まえながら外車・輸入車のタイヤ交換方法を紹介していきます。

私はドイツ車のフォルクスワーゲンゴルフ8所有しており、タイヤ交換は自分自身で行なっています。

事前準備

まずはタイヤ交換に必要な工具を準備します。

必要な工具は下記の3つで、車載工具としてトランクに備え付けられています。

  • ホイールボルトレンチ
  • ジャッキ
  • ホイールボルトキャップ取り外し工具

ゴルフ8の車載工具はトランクの左側面に収納されています。

ホイールボルトレンチ

ホイールを固定しているホイールボルトを緩める為に使用します。

車載工具でも問題ありませんが、私は別途準備した「クロスレンチ」を使用しました。

十字の形をしている為、両手で操作ができます。

ホイールボルトを締めたり緩めたりする作業が車載工具よりも格段にしやすくなります。

操作しやすいことで大切な車のホイールを傷つけてしまう可能性を低減することもできます。

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ジャッキ

車体を持ち上げ、タイヤを浮かせるために使用します。

こちらも車載工具で問題ありませんが、私は別途準備した「ガレージジャッキ」を使用しました。

油圧なので車載工具のパンタグラフジャッキよりも簡単に車体の上げ下げができ、作業時間を半分以上短くすることができるのでおすすめです。

ホイールボルトキャップ取り外し工具

ホイールボルトに取り付けられたキャップの取り外しに使用します。

タイヤの取り外し

ホイールボルトキャップの取り外し

ボルトキャップ中央の穴に工具を差し込みます。

あとは手間に引っ張れば簡単に取り外せます。

ホイールボルトを緩める

ボルトをレンチで反時計回りに回して緩めます。

ボルトを完全に緩める必要はありません。少し緩めば問題ありません。

必ずジャッキアップ前にボルトを緩めてください。タイヤが浮いた状態では緩めることができない可能性があります。

ジャッキアップ

ジャッキアップポイントにジャッキを設置し、車体を持ち上げます。

ジャッキアップポイントは車のユーザーマニュアルにも載っているので、一度確認して下さい。

ホイールボルトの取り外し

ボルトをすべて取り外します。

ボルトが最後の1〜2になってくると、ホイールが傾く場合があります。

傾いた状態でボルトを外すと干渉してホイールを傷つける場合がある為、正しい位置に戻した状態で残りのボルトも外して下さい。

国産車の場合、車体側にハブボルトが有り、ホイールを「ホイールナット」で固定します。

ドイツ車であるフォルクスワーゲンの場合は車体側にボルト穴が有り、ホイールを「ホイールボルト」で固定します。

タイヤの取り付け

タイヤの仮固定

交換するタイヤホイールを取り付けます。

車体側ハブの突起とホイール内側中心の窪みがピッタリとはまっていることを必ず確認して下さい。

車体側とホイール側のボルト穴位置を合わせ、ホイールボルトを手締めで対角に締めていきます。

ホイールを左右に少し動かしながら締めると奥まで締まります。

必ずボルトを「手締め」で奥まで締め込んで下さい。

レンチで無理に締め込むとホイールボルトのねじ山や最悪の場合、車体側ボルト穴のねじ山が潰れてしまいます。

レンチで再度、対角のボルトを締めます。

本締めをする必要はありません。レンチで軽く締まるまででOKです。

タイヤの固定

ジャッキを下げて車体をおろし、ホイールボルトをレンチで本締めすれば完了です。

タイヤホイールは車両の主用部品であり、取り付け不備があると事故に繋がり兼ねません。

本締めをする場合もトルクレンチを使用して規定トルクで締め付けを行なって下さい。

まとめ

このように外車・輸入車のタイヤ交換を自分自身で行うことは可能です。

注意するポイントを再度確認しておくと。

  • ジャッキアップ前にボルトを緩める
  • ボルトを取り外す際のホイールの傾き
  • ホイール取り付け時のハブ位置
  • ボルトの穴位置合わせ
  • 規定トルクでの締め付け

この5つに注意すれば大切な車両を極力傷つけることなくタイヤ交換を行えるのではないでしょうか。

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