「自分のPCXは何年式なんだろう?」
「PCXの◯代目って、結局どれのこと?」
「PCX150とPCX160、どっちが自分に合っているのか分からない…」
PCXは本田技研工業から長年にわたって販売されている人気スクーターです。
人気ゆえにモデルチェンジの頻度も高く、
年式・型式・世代の呼び方がとにかく分かりにくいバイクでもあります。
その結果、
- 型式を勘違いしてパーツが付かない
- 「新型」だと思って買ったら実は旧世代だった
- スペックを正しく把握できず、買い替えで後悔した
といった失敗も少なくありません。
この記事では、
PCX125・PCX150・PCX160・PCX e:HEVすべてを対象に、
- 年式
- 型式
- 最高出力
- 燃費
- モデルチェンジ・仕様変更点
を 一覧で分かりやすく整理しました。
さらに、
2023年式 PCX160(KF47)を実際に所有している私の実燃費(約43km/L)
というリアルな体験も交えながら、
「自分のPCXは何者なのか」
「次に選ぶなら、どの世代が正解なのか」
まで判断できる内容にしています。.
結論|PCXは「年式」ではなく「型式」で判断すれば迷わない
PCXは見た目が似ていても、
型式が違えば中身は別物と言っていいほど進化しています。
- 最高出力
- 燃費性能
- 装備(スマートキー・トラクションコントロールなど)
- カスタムパーツの互換性
これらはすべて 型式が基準です。
まずは自分のPCXの型式を特定し、
この記事の一覧表で照合することが、失敗しない近道です。
あなたのPCXは何型?年式・型式の調べ方
① 標識交付証明書・自賠責保険証を見る
125ccクラスには車検証がないため、
標識交付証明書や自賠責保険証に型式が記載されています。
② 車体の型式プレートを確認
グローブボックス後方のフレーム号機、
またはステップした付近のエンジン号機でも確認することができます。
JF28 / JF81 / KF30 / JK05 / KF47 といった型式が刻印されています。


歴代PCX 世代・年式・型式 早見表(国内基準)
※「◯代目」は日本国内でのフルモデルチェンジ基準で統一しています。
(海外発表やマイナーチェンジ基準とは異なるため、他サイトとズレることがあります)
| 世代 | 年式(国内) | 型式 | 排気量 |
|---|---|---|---|
| 初代 | 2010〜2013 | JF28 / KF12 | 125 / 150 |
| 2代目 | 2014〜2017 | JF56 / KF18 | 125 / 150 |
| 3代目 | 2018〜2020 | JF81 / KF30 | 125 / 150 |
| 4代目 | 2021〜2022 | JK05 / KF47 | 125 / 160 / e:HEV |
| 5代目 | 2023〜 | JK05 / KF47 | 125 / 160 |
- PCX150は3代目まで存在
- PCX160は4代目から登場
歴代PCX スペック一覧|最高出力・燃費を比較
型式別 主要スペック(代表値)
| 型式 | 排気量 | 最高出力 | 燃費 | 燃料タンク容量 |
|---|---|---|---|---|
| JF28 | 125cc | 11.5ps・ 12ps | 53.0km/L | 6.1L・5.9L |
| KF12 | 150cc | 13.1ps・14.0ps | 49.0km/L | 5.9L |
| JF56 | 125cc | 12ps | 53.7km/L | 8.0L |
| KF18 | 150cc | 14ps | 52.9km/L | 8.0L |
| JF81 | 125cc | 12.5ps | 54.6km/L | 8.0L |
| KF30 | 150cc | 15.0ps | 52.9km/L | 8.0L |
| JK05 | 125cc | 12.5ps | 47.4km/L | 8.1L |
| KF47 | 160cc | 15.8ps | 45.2km/L | 8.1L |
| JK06 | 125cc | 12.5ps + モーター1.9ps | 51.2km/L | 8.1L |
※旧型モデルは年式により最高出力やタンク容量の違いがあります。
実燃費はどれくらい?【私のPCX160実測データ】
- 車種:2023年式 PCX160(KF47)
- 使用環境:街乗り+郊外
- 実燃費:約43km/L
カタログ値(45.2km/L)と比較しても、
ほぼ誤差レベルで、非常に優秀な燃費です。
実燃費43km/Lが出ている条件
- 市街地と郊外が半々
- 極端な急加速はしない
- タイヤ空気圧は定期的に管理
- 冬場は40km/L前後、夏場はやや向上
「160ccは燃費が悪い」というイメージは、
実際に乗ってみると大きく変わります。
モデルチェンジで何が変わった?歴代PCXの特徴
初期型(JF28 / KF12)
- PCXシリーズの原点
- 軽量で取り回しが良い
- 年式が古いため、消耗部品の状態確認が重要
- 2012年式から最高出力とタンク容量の仕様が一部変更となる
2代目(JF56 / KF18)
- 全灯火類にLEDを採用
- タンク容量が8Lに大幅アップ
- 給油頻度を減らすことで通勤・通学用途での実用性向上
- 2015年モデルからグローブボックス内にアクセサリーソケットを装備
3代目(JF81 / KF30)
- フレーム構造を変更
- スマートキー標準装備
- タイヤ幅を前100/80-14・後120/70-14に変更し、ワイド化
4代目(JK05 / KF47)
- 新設計フレーム採用
- 4バルブとなった「eSP+」エンジンを搭載
- 前後ディスクブレーキを採用
- トラクションコントロール搭載
- PCX160が正式ラインナップ
5代目(現行モデル)
- デザイン刷
- ハンドルカバーを採用
用途別|どのPCXを選べば後悔しにくい?
- 燃費・維持費重視の通勤メイン
→ PCX125(JF81 / JK05) - 坂道が多い・タンデムが多い
→ PCX160(KF47) - 中古でコスパ重視
→ 3代目PCX125(JF81) or 3代目PCX150(KF30) - 発進加速の気持ち良さ重視
→ PCX e:HEV(JK06)
ここを押さえておけば、
「買ったあとに思ってたのと違う…」を防げます。
型式違いで失敗しやすいカスタムパーツTOP5
- スクリーン
- マフラー
- 外装(カウル)
- リアキャリア・ボックスステー
- 電装系(USB・グリップヒーター)
PCXは世代・型式ごとにフレームや外装形状が異なるため、
「PCX用」と書かれていても装着できないケースがあります。
購入前は必ず
「対応型式(JF81対応/KF47対応など)」を確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. PCX150は何代目まで存在しますか?
A. PCX150は初代(KF12)と2代目(KF18)と3代目(KF30)まで存在し、4代目以降はPCX160に置き換わりました。
Q. PCX150とPCX160の違いは?
A. 出力・安定性・安全装備の面でPCX160が上ですが、PCX150は中古価格が魅力です。
Q. 同じ型式なら年式は気にしなくていい?
A. 大きな違いはありませんが、細かな装備や仕様差があるため、年式も併せて確認すると安心です。
まとめ|まずは「自分のPCX」を正しく知ることから
PCXは歴代モデルすべて完成度の高いバイクですが、
型式・世代を正しく理解していないと、本来の魅力を活かしきれません。
- 型式を確認する
- スペックを把握する
- 世代ごとの特徴を知る
- 用途に合ったモデルを選ぶ
これだけで、
今のPCXにもっと満足できる
次のPCX選びで後悔しなくなるはずです。



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