
- 綺麗な夜景を撮影してみたい!
- 夜景を撮影してみたいけどピントが合わない!
- ブレてうまく撮影できない!
このように思ったことはありませんか?
私もカメラを始めたばかりの頃、
夜景撮影をしたくて何も考えず、
カメラを持ち出したことがあります。
結果
ピントが合っていない上、
ブレて何を撮影しているのかわからないような、
暗い写真が出来上がっただけでした。
この記事では、
夜景撮影に必要な5つのポイントと、
その理由を合わせて解説していきます。
まず結論から述べると
シャッター速度を遅めて、ISO感度は可能な限り下げておく。
カメラ本体を三脚で固定し、MFでピントを合わせたら、
リモートでシャッターを切るようにしましょう。
1.シャッター速度を遅める
夜の撮影は昼間の撮影と違い、
光が少なく、写真撮影には不利な状況です。
そこで、カメラが少しでも多く、
光を取り込めるように、シャッター速度を遅めてあげましょう。
シャッター速度を遅める方法として、
まず初めにカメラの撮影モードをシャッター優先【Sモード】に設定。
※Canonの場合【Tvモード】
ミラーレス一眼の場合、
仕上がりイメージを液晶・ファインダーで確認できるので、
確認しながらシャッター速度を調整します。
一眼レフの場合、
撮影が終わるまで仕上がりを確認できない為、
周りの明るさにもよりますが、
初めは3〜5秒程度で撮影を行い、
写真の仕上がりを確認しながら調整を行うと良いでしょう。
2.ISO感度を可能な限り低くする
ISO感度は入ってきた光を電子的に増幅させる為、
暗い場所でも明るく撮影できます。
しかし、
ISO感度は上げれば上げるほど写真にノイズが発生してしまいます。
綺麗な夜景を撮影する為には、
ISO感度を可能な限り下げ、
撮影に必要な光の量は、
シャッター速度を遅めることで確保しましょう。
3.三脚を使用
カメラは手持ちではなく、
三脚を使用して固定しましょう。
シャッター速度を遅めると、
シャッターの開いている時間が長くなります。
この間にカメラが動いてしまうと、
写真がブレてしまうからです。
初めから高価な三脚を購入する必要はありません。
私も初めは数千円程度の三脚を使用して、
夜景の撮影を行なっていました。
4.MFでピントを合わせる
夜間は周りが暗い為、
カメラが被写体を確認しづらい状況です。
AF(オートフォーカス)が正常に動作せず、
ピントの合っていない写真になってしまいます。
そこで、
夜間撮影時はMF(マニュアルフォーカス)を使用しましょう。
MFで撮影したい被写体にあらかじめピントを合わせておくことで、
夜景なども綺麗に撮影することができます。
5.リモートでシャッターを切る
撮影時のシャッターはリモート(遠隔操作)で行いましょう。
写真がブレてしまわないように三脚を使用したとしても、
シャッター速度を遅めている場合、
ボタンを押す動作だけでも写真がブレてしまいます。
その為、
夜間撮影だけに限らず、
シャッター速度を極端に遅めて撮影する場合は、
リモートでシャッターを切るようにしましょう。
では、
実際にリモートでシャッター操作をするにはどうすれば良いか。
こちらは3つの方法があります。
- スマホアプリを使用
- レリーズカメラアクセサリーを使用
- セルフタイマーを使用
スマホアプリを使用
最近のカメラはメーカーのスマホアプリとwi-fi連携可能なものが多いです。
撮影した写真の情報をスマホで確認できたり、
スマホへ写真を転送できたりします。
それだけでなく、
カメラ設定やシャッターをリモート操作できます。
レリーズカメラアクセサリーを使用
レリーズとはカメラ本体とリモコンをケーブルで接続し、
リモート操作のできるカメラアクセサリーです。
ケーブルの接続をするだけで、
簡単に使用できますが、
カメラとは別に購入する必要があるのがデメリットと言えます。
セルフタイマーを使用
こちらはスマホのカメラでもお馴染みの機能なので、
わかりやすいかと思います。
シャッターボタンを押した数秒後に撮影される機能です。
個人的にはスマホアプリの使用、
アプリ連携機能がない機種に関しては、
セルフタイマーを使用する方法が手軽にリモート操作ができて、
良いかと思います。
まとめ
夜景を綺麗に撮影にしたければ、
カメラモードが【Sモード】になっているかを確認し、
シャッター速度を遅めて、
ISO感度は手動で感度を低くしておきましょう。
その上で、三脚を使用して手ブレを無くし、
ピントをMFで合わせたらリモートで撮影しましょう。
以上、
私が教える夜景撮影方法でした。
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