普段の撮影をしていて
「もう少しズームができれば良いのに。」
「もう少しボケ感が欲しいな。」と思ったことはありませんか?
望遠レンズや単焦点レンズに付け替えれば済む話ですが、
撮影メインの外出ではなく
遊びに出かけた際や旅行先での、
景色や風景、スナップ撮影やポートレート撮影では
できるだけレンズ交換の手間を省きたいと私は思っていました
そんな多彩なシーンに対応できるレンズを探していた時に、
私が出会ったレンズがSONY EマウントレンズSELP18105Gです
この記事では私が実際にSELP18105Gを3年間した感想とその素晴らしをご紹介します。
SONY デジタル一眼カメラαEマウント用レンズ
E PZ18-105mm F4 G OSS
SELP18105G APS-Cフォーマット
焦点距離(mm)18-105 35mm判換算27~157.5mm
質量(g)427
【ポートレート・スナップ・風景・景色・暗所】オールマイテレンズSELP18105G
結論から述べると私は3年間どこに出かける時でも、
このレンズをつけっぱなしの状態で持ち歩いています
それほどこのレンズは1本であらゆるシーンに対応できる
オールマイティなレンズと言えるでしょう
幅広いズーム域
SELP18105Gのズーム域は
18〜105mm(35mm判換算 27〜157.5mm)
約6倍のズームが可能な中倍率ズームレンズです
これだけのズーム域があれば、
風景や景色、街並みといった全体像を撮影したい時に
広角で撮影することもできれば、
少し離れた被写体をアップで撮影したり、
風景の一部を切り取るような撮影も可能です
つまり
今まではレンズを交換しなければ撮影できなかったシーンも
このレンズ1本で撮影できるようになるので、
被写体までよほどの距離があって望遠レンズを使用する
ような状況でない限り、
外出先では煩わしく思えるレンズ交換の手間を無くしてくれます
何気なく出かける外出先、旅行先では
景色を撮影することもあれば人や物を撮影することもあります
子供の運動会や友達の結婚式では
主役をアップで撮影することもあれば会場全体を撮影することもあります
撮影するシーンが不明確だからこそ、
SELP18105Gの幅広いズーム域が生かされてきます
開放F値4通し
幅広いズーム域に加えてSELP18105Gは
全てのズーム域で開放F値が【4】通しとなっています
開放F値がいまいちわからないという人は
こちらの記事を参考にしてみて下さい
通常のズームレンズであれば望遠側へズームしていくにつれて
開放F値の数字が大きくなっていきます
しかし
このレンズは18〜105mmの間で開放F値が【4】で固定されている為、
望遠側でも浅い被写界深度を得ることができさ
十分なボケ感を出すこともできます
単焦点レンズには及びませんが、
それでも十分被写体を際立たせた写真やポートレートを
撮影することができるので
普段から人物を撮影する機会が多い人にとっても
使いやすいレンズなのではないでしょうか
手ブレ補正機構の搭載
SELP18105は
OSS(Optical Steady Shot)と呼ばれる
光学式手ブレ補正機構を搭載しています
この手ぶれ補正機構と開放F値4通しを合わせることで、
シャッタースピードをかせげるようになります
つまり
暗所でノイズを抑えた写真が撮影できます
暗い場所で手持ち撮影する時はどうしても光量が少なくなる為、
私は今までISO感度を上げる、
ノイズの入った写真になりがちでしたが
このレンズを使用してからは違います
日中だけでなく多少暗くなった屋外でも三脚を引っ張りだす必要もなく、
手持ち撮影ができています
限られていた撮影シーンを増やせるということは
カメラの楽しみが増えることだと実感しました。
デメリット
ここまでSELP18105Gの良いところばかりを
紹介してきましたがデメリットも少なからず存在しますので、
そちらも紹介していきます
写真の歪み
レンズの構造上
どうしても18mm付近の広角側で撮影をすると
写真の両端が湾曲したようにわずかな歪みが生じます
気にならない人もいるかとは思いますが、
やはりこのあたりは私も実際、気になってしまった点です
しかし
これらの歪みはLightroom等の写真編集ソフトを利用すれば
簡単に修正が可能です
なので
そこまで大きなデメリットとして
気にする必要はないと私は感じています
サイズが大きい
重さ427g
長さ110mm
最大径78mm
コンパクトなAPS-Cフォーマットのカメラ用レンズとしては、
ボディと同じぐらいの大きさと重量があります
慣れるまでは持ち歩くのに不便さを感じてしまうこともあるかと思います
しかし
これに関しても大きくて重いかもしれいけど、
撮影用のレンズを何本も持ちあるくぐらいなら
このレンズ1本をつけたまま持ち運ぶ方が
断然身軽なのではないかと私は思います
交換レンズを持ち歩くとなると
それなりに大きなカバンも必要になってくるので
私はこのまま首からカメラをぶら下げていつも出歩いています
まとめ
大きさなどの部分でデメリットも存在しますが
ここまでのズーム域を持ちながら
開放F値4通しというスペックはまさに
多彩なシーンに1本で対応できる万能なレンズと言えます
価格も定価で71,500円と小三元レンズと呼ばれるレンズの中で
比較的安価に購入することができます
写真の写りもコントラスの効いた繊細な写真で
電動ズーム搭載の為、動画撮影でも必ず活躍してくれるはずです
これほど便利なレンズを使用すれば
次に欲しくなるズームレンズがなかなか見つからないことが
今は私の悩みでもあるぐらいです
今までレンズ交換の煩わしさやズーム域の限界などに
困っていた方はぜひ検討してみて下さい
かゆいところに手が届く
それがこのSELP18105G
というレンズです
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