受付まで無事に終了して
いざ検査へ!
でも検査っていったいどんなことをするの?
そんな疑問を持つ人の為に今回は陸運局で行われる検査内容について
紹介していきます
初めてのバイクユーザー車検 ②検査編
ユーザー車検のおおまかな流れは
①事前予約→②受付→③検査→④車検証・検査標章(車検ステッカー)発行となります
今回は③検査について説明していきます
外観検査
まずは車検証と照らし合わせて車両が車検証に記載されている情報と一致しているか確認します
車体サイズ・ハンドルの高さや横幅
車体番号
乗車定員と二人乗りの場合は二人乗りの仕様となっているか確認が行われます
その他にも
タイヤの著しい摩耗やヒビ割れがないか
ハンドルロックが正常に作動するか
ミラーは両側についており視認性に問題のないサイズか
リアに反射板が取り付けられているを確認していきます
各灯火類の検査
各灯火類の検査では
ヘッドライトのHI・LOWが機能しているか
ウインカーの動作と点滅速度に問題がないか
前後それぞれのブレーキをかけた時にブレーキランプが点灯しているか
ホーンがなるかの確認を行なっていきます
検査員の指示に従い
操作していきましょう
排気ガス検査
排気ガス検査では
排気音量と排出される排気ガスの検査が行われます
排気音の基準はバイクの年式により異なりますが音量測定器にて測定が行われます
排気ガス検査ではCO・HC濃度を検査します
マフラーに専用の測定器を差し込み測定が行われます
ライン上での検査
外観検査・各灯火類の検査・排気ガス検査を終えた後は
いよいよライン上での検査となります
ライン上に配置されたローラーの上にタイヤをのせて
ブレーキの制動力検査を行なって行きます
タイヤをローラーの上にのせるとローラーが回り出すので
案内にしたがってブレーキをかけます
スピードメーターの動作確認も同様の方法で行います
ローラーの回転によりタイヤが回り出すとスピードメーターが動き出すので
40km/hをメーターが指示したタイミングでブレーキをかけて
正確な値を示しているか確認を行います
その後は光軸テスターにてヘッドライトの光軸検査を行なっていきます
最後に
不適合により検査不合格になりやすい項目の検査には注意しましょう
不適合となりやすい項目は
タイヤの著しい摩耗とヒビ割れです
スリップサインが露出していればもちろん不適合となりますので
事前にタイヤ交換はしていくようにしましょう
ヘッドライトの光軸は走行による振動などでズレてしまいます
事前に陸運局付近にあるテスター屋さんで調整してから検査を受けることをおすすめします
¥2,000ほどで調整してもらえます
ミラーに関しても片側のみの取り付けや視認性の悪いほどサイズが小さいものは不適合となりますので
車検対応の物を仕様しましょう
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