【初心者向け】カブ系横型エンジンを75ccにボアアップ!最低限交換すべきパーツと失敗しないポイント

(アイキャッチ画像) カブ系エンジンを75cc に!最低限交換すべきもの モンキーバハ

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アライグマ
アライグマ

カブを75ccにボアアップしたいけど、どの部品を交換すればいいの?

費用や注意点が分からない…

こんな風に悩んでいませんか?
実は私も最初は同じで、ネットを調べても「クラッチは要交換」「いや、ノーマルでも十分」など真逆の意見が並んでいて、どれを信じればいいか迷いました。

この記事では、私がモンキーバハをキタコ製75ccライトボアアップキットで実際にボアアップした体験談をもとに、

  • ボアアップでどう変わるか
  • 最低限交換すべきパーツ
  • よくあるトラブルと対策
  • 実際にかかった費用と作業時間

を分かりやすく解説します。初心者の方でも「これならやれそう」と思える内容になっているはずです。


カブ50を75ccにボアアップするとどう変わる?

坂道や発進がぐっと楽に

まず実感したのは坂道の登りやすさ
「え、同じバイクとは思えない!」と思うくらい、発進や坂道でのストレスが減りました。

以前は3速に落とさないと登れなかった坂も、75ccにしてからは余裕で登れます。通勤時間の渋滞でも「もう少し前に出たいのに加速が足りない…」という不満がなくなりました。

キツネ
キツネ

坂道で真横を車にビュンビュン抜かれる恐怖が劇的に減ったよ!


最高速の目安

  • ノーマル(モンキーバハ50):平地で50km/h前後
  • ボアアップ後(75cc):平地で70km/h前後
アライグマ
アライグマ

よし!70km/h出るなら幹線道路での高速巡航もいけるね!

キツネ
キツネ

元々は50ccで設計された車体。
エンジンの耐久性や安全面を考えるとフルスロットルではなく巡航は65km/h程度に抑えるのが安心かな!


最低限交換すべきパーツ一はコレ

クラッチ|強化クラッチで滑りを防ぐ

排気量アップでトルクが増すと、ノーマルクラッチでは耐えられないことがあります。

アライグマ
アライグマ

ネットで「ノーマルで大丈夫」って書いてあったし、そのままでもいいんじゃないの!?

キツネ
キツネ

私もノーマルで大丈夫だと思っていたよ。でも1ヶ月も経たないうちにクラッチが滑り始め、ついにはキックしてもエンジンがかからない状態に・・・

本当に焦りました。
結局キタコ製の強化クラッチ(3ディスクドライブユニット)に交換して解決しました。

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走行距離が少なくクラッチが新しければ持つ場合もあります。
カブ系エンジンでもクラッチの種類によってクラッチ板の枚数が異なります。

  • 自動遠心クラッチ 2枚
  • マニュアルクラッチ 1枚


こういった違いもありますが、「交換しなかったばかりに走れなくなる」リスクを考えると、最初から強化クラッチを入れるのが安心策です。


オイルポンプ|焼き付き防止の必須パーツ

アライグマ
アライグマ

でも、オイルポンプまで替える必要ある?

キツネ
キツネ

私もそう思っていた!
でもよ〜く考えてみて。焼き付いてから後悔しても遅いんだよね。

そこでクラッチと同時に、キタコ製の強化オイルポンプに交換しました。
さらにオイル通路(オリフィス)の拡大も同時に実施。これで油膜切れのリスクをぐっと下げられます。

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✅結論、「最初から強化オイルポンプを組む=安心を買う投資」です。


ボアアップ後に起こりやすいトラブルと対策

焼き付き防止にオイル管理を徹底

私はボアアップ後、1000kmごとのオイル交換を心がけています。

「え、そんなに早く?」と思うかもしれません。
でも一度焼き付いたら修理費はオイル代の比じゃありません。だからこそ“ちょっと早め”が一番安心なんです。


振動や異音の増加

排気量が増えると振動やメカノイズも増えます。
「エンジン壊れたのか?」と不安になる人も多いですが、大半はネジの緩みマウント部のガタです。

私も最初は不安で仕方なかったのですが、定期的に増し締めをするようにしたら気にならなくなりました。

キツネ
キツネ

車両の定期的な点検は基本!!


実際にかかった費用と作業時間【体験談】

交換したパーツと総額

  • キタコ75ccライトボアアップキット … 約10,000円
  • キタコ3ディスクドライブユニット(強化クラッチ) … 約9,000円
  • キタコスーパーオイルポンプ … 約3,000円

合計:約22,000円

ショップに依頼すると工賃が+20,000〜30,000円かかります。

アライグマ
アライグマ

うわ、そんなにかかるのか。

キツネ
キツネ

DIYなら大幅に節約できるよ。
DIYに自信がなければ、キタコのボアアップKIT組み付けマニュアル「虎之巻 横型 腰上編」の同時購入がおすすめ!

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作業時間と必要な工具

  • 作業時間:1日(初心者は2日みておくと安心)
  • 工具:ソケットレンチ、スパナ、ラジオペンチ、ゴムハンマー、シックネスゲージ、特殊工具(タペットアジャストレンチ) など

作業に入る前は「本当に自分でできるのかな」と不安でしたが、やってみれば意外とシンプル。バルブクリアランス調整用の特殊工具さえ用意できれば、思ったよりも進めやすかったです。

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まとめ|クラッチとオイルポンプ交換が成功のカギ

  • 75cc化で坂道や発進が快適になり、最高速も+20km/hほど向上
  • クラッチとオイルポンプは同時交換が必須級
  • オイル管理と増し締め点検を怠らなければ長く安心して走れる

「ノーマルのままで大丈夫」という意見もありますが、私はそれを信じて失敗しました。
だからこそ、この記事を読んでいるあなたには同じ後悔をしてほしくありません。

👉 もし初めてボアアップに挑戦するなら、クラッチとオイルポンプ、この2つだけは交換しておきましょう。きっと「やってよかった」と思えるはずです。

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