赤ランプ点滅の正体は「石灰サイン」
デロンギの全自動コーヒーマシンを使っていると、突然赤いランプが点滅することがあります。
これは故障ではなく、「内部に石灰が溜まっています。除去してください」というサインです。

石灰は水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムが熱で固まったもの。
この白い付着物(スケール)は放っておくと以下のようなトラブルにつながります。
- 抽出温度が下がり、風味が落ちる
- コーヒーの出が悪くなる
- 内部配管が詰まり、最悪の場合は故障
この記事では、マグニフィカS(ECAM22112など)を例に、
除石灰の正しい手順・頻度・注意点を写真付きで解説していきま
先に結論:除石灰は純正除石灰剤が安全・確実です。
クエン酸でも代用はできますが、濃度ミスや臭い残り、保証外になる場合あり。まずは純正でトラブルゼロに。
なぜ石灰除去が必要?どのくらいの頻度でやる?
水に含まれるミネラルは、加熱を繰り返すと白く固まり、
配管やボイラー内にこびりついていきます。
デロンギではこの堆積物を「スケール(石灰)」と呼び、定期的に除去することを推奨しています。

石灰除去の目安頻度
除石灰を行うタイミング
除石灰が必要になるタイミングは、使用する水の硬度や使用頻度によって変わります。
マグニフィカSでは水の硬度を本体に設定でき、その設定に応じて除石灰が必要なタイミングをランプで知らせてくれます。
そのため、「○か月ごと」と期間を決めて行うのではなく、除石灰ランプが点滅したタイミングで実施するのが分かりやすいです。
赤ランプが点滅したら必ず除石灰を行いましょう。
点滅を放置するとエスプレッソ抽出時の圧力が下がることがあります。
除石灰剤は「純正品」がおすすめ!クエン酸でもOK?
除石灰作業に使うのは、「デロンギ純正除石灰剤(DLSC200またはDLSC500)」がおすすめです。
メーカー推奨品なので、濃度や安全性が保証されています。

除石灰剤はデロンギ純正品を使用する
デロンギ公式では、除石灰ランプが点滅したらコーヒーマシン用除石灰剤を使って石灰除去を行うよう案内されています。
私も除石灰を行う際は、メーカーの手順に従ってデロンギの除石灰剤を使用しています。
本記事でも、メーカーが案内している方法に沿って石灰除去の手順を紹介します。
マグニフィカSの石灰除去手順(ECAM22112モデル)
では実際に、マグニフィカSで除石灰を行う手順を見ていきましょう。
① 除石灰剤を準備する
- 水タンクを取り外し、残り水を捨てる
- 純正除石灰剤(100mL)を水1Lに溶かして水タンクへ戻す

② 除石灰モードを開始
- 電源を入れる
- コーヒー抽出口の下に大きめの容器(約1.5L以上)をセット
- 除石灰ボタンを3秒長押ししてモードを起動

③ スチームノブを「ON」に回す
お湯と除石灰液が交互に排出されます。
この工程で内部の石灰が徐々に溶け出していきます。

15〜20分ほど経つと、ランプが再び点滅し、「すすぎ工程」へ進みます。
④ 水を入れ替えてすすぎ
- 水タンクを取り外して中身を捨てる
- 綺麗な水を入れ直し、再びセット
- スチームノブを再度「ON」にしてすすぎ開始

すすぎでは、水タンクをよく洗ってからMAXの位置まで新しい水を入れ、公式手順に沿ってすすぎ運転を行います。
すすぎが完了してスチームノブを閉じると、通常は除石灰ランプが消灯します。ランプが消えない場合は、デロンギ公式の案内に従って、すすぎ工程からもう一度やり直します。
⑤ 除石灰完了を確認
すすぎが終わると、赤ランプが消灯します。
もし消えない場合は、すすぎ不足や操作手順のミスが考えられます。

ランプが消えない・除石灰が終わらないときの対処法
除石灰作業が終わっても除石灰ランプが消えない場合は、最初から除石灰をやり直すのではなく、水タンクをすすいで新しい水を入れ、すすぎ工程をもう一度行います。
石灰除去とあわせてやりたいメンテナンス
石灰除去のついでに、以下の部品も掃除しておくと、風味がさらに安定します。
- 給水タンク → 中性洗剤で洗う
- コーヒーかす受けトレイ → 毎日すすぐ
- ミルクフロッサー → 使用後にお湯で洗浄

まとめ|石灰除去は「赤ランプがついたら即」が基本
- 赤ランプは「石灰サイン」
- 除石灰剤は純正が安全(クエン酸代用は慎重に)
- 頻度は水質と使用頻度による
- ランプが消えない時はすすぎ不足が原因

毎回の作業は少し手間ですが、
「おいしいコーヒー」と「機械の長寿命」のために、
ぜひ定期的な除石灰を習慣化してみてください。




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