
この記事では映画・PV(プロモーションビデオ)のように
「かっこよくて、おしゃれなシネマティック動画を撮影してみたい!」
「でも、どうやって撮影すれば良いの?」
という悩みを持つ人に私が実践している
シネマティック動画撮影方法を紹介していきます
私自身もミラーレス一眼購入後、
写真撮影だけでなく動画撮影にも興味を持ち、
今は旅行やツーリング時の思い出として記録動画を作成したり、
結婚式関連の動画を作成したりしています
結論から述べると
かっこよくて、おしゃれなシネマティック動画を撮影するためには、
- フレームレート24fpsで動画を1カット5秒で撮影!
- 手ぶれは最小限に抑える!
これが大切です!
シネマティック動画の大きな特徴
シネマティック動画の大きな特徴2つは
- フレームレート
- 滑らかな映像
その他にも
- カメラワーク
- ボケ感による被写体の強調
- シーン切り替わり時のトランジション
などありますが、
今回はフレームレートと滑らかな映像に着目して
説明していきます
フレームレート
まず初めに
カメラのフレームレート設定を24fpsに設定しておきます
フレームレートとは
1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示す単位のことで
- 24fps = 1秒間に24枚の画像 【主に映画で採用】
- 30fps = 1秒間に30枚の画像 【主にテレビ放送で採用】
- 60fps = 1秒間に60枚の画像
- 120fps= 1秒間に120枚の画像
数字が増えるほど1秒間の画像枚数が増加し、
より滑らかな映像になっていきます
しかし、1秒間の画像枚数が多くなれば多くなるほど
データ容量が大きくなってしまうデメリットがある為、
注意が必要です
映画の大半は24fpsのフレームレートで撮影されており、
24fpsというフレームレートはフィルム映画からの名残りです
現在の映画でも採用されており、
残像の残るその映像が映画特有の雰囲気を感じさせてくれます
そのため、フレームレートを24fpsに設定して撮影するだけでも
映画のようにシネマティックな映像へと変貌します
滑らかな映像
2つ目に手ぶれを極力抑えて滑らかな映像にします
フレームレートの変更をしても、
映像にブレが生じているとせっかくの雰囲気も台無しになります
見づらい映像になるだけでなく、
映像で酔ってしまうなどといったことも起きるはずです
スタビライザー(ジンバル)を使用して、
手ぶれを最小限に抑えるようにしましょう
- スマートフォンでの撮影
- デジタル一眼カメラでの撮影
といった撮影機材の種類により、
スタビライザーの種類・価格も変わってきますが
2万円〜5万円の追加費用がかかってしまいます
そのため
今すぐに購入へと踏み切る必要はありませんが、
今後、本格的な動画撮影に取り組んでいこうと考えている方は
スタビライザーを使用するだけでも
映像の完成度が格段に上がりますので
購入を検討することもおすすめします
私自身も動画撮影時は
ZHIYUN(ジーウン) Crane m2
を使用して撮影を行なっています
1カット5秒で撮影
動画編集時の内容に関わってきますが、
映像の素材となる動画は1カット5秒程度で撮影しましょう
動画編集を行う上で、
私は1カット2秒〜3秒で映像を作成しています
ダラダラと同じシーンを流すと
映像にメリハリがなくなってしまうからです
人は2秒ほどあればその状況を理解することができると言われています
その為、同じシーンを何秒間も流すのではなく、
1つのシーンを数秒で区切り、
様々な角度から撮影した映像を使用することで
メリハリをつけています
長時間撮影した素材動画を編集で切り取り、
2秒程度に編集しても良いのですが、
どうしてもデータ容量が大きくなり、
動画を取り込むにも多くの時間を必要としてしまいます
それよりも1カット5秒程度で撮影し、
さまざまな角度から撮影した素材を集めていくことで
より良い映像へと編集していくことができます
まとめ
シネマティック動画を撮影したいと考える人は
映画と同じようにフレームレートを24fpsに設定
残像の残る映画特有の雰囲気を作り出していきましょう
さらに
スタビライザーを使用し、
手ぶれを極限まで抑えた滑らかな映像に仕上げることで
ワンランク上の映像へと変貌するはずです
撮影時だけでなく
動画編集の際は1カット2秒〜3秒で編集することで
メリハリのあるシネマティック動画が出来上がるはずです
以上、私が実践するシネマティック動画撮影方法でした
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