50ccだとちょっと物足りない…
長年モンキーBAJA(Z50JM)に乗ってきましたが、やっぱり純正50ccだと
- 坂道でスピードが落ちる
- 加速が鈍い
- 信号ダッシュで車に置いていかれる
…と、少しストレスを感じていました。
「モンキーはトコトコとのんびり走るのが魅力だ!」という方もいますが、
同じ悩みを持っている方は結構多いのではないでしょうか?
キタコ75ccライトボアアップキットってどんなもの?
そんな悩みを一気に解消してくれるのが、キタコの「ライトボアアップキット(75cc)」です。
これは、エンジンの中の「シリンダー」と「ピストン」を大きくして排気量を75ccにアップするカスタムパーツ。
しかもノーマルのシリンダーヘッドにそのまま取り付けできるので、大がかりな加工がいりません。
取り付け後、すぐに違いが分かる!
取り付けて最初に感じたのは…
- 坂道でも失速しない!
- 低速からトルクがしっかり出るので、出だしがスムーズ
- エンジンの回転をあまり上げなくてもグイグイ進む
ということ。
今までアクセルを全開にしても「もうちょっと欲しいな…」という場面でも、軽く回すだけでスイスイ進んでくれます。
気になる最高速はどのくらい?
75ccにしたことで、平坦な道での最高速もアップしました。
もちろん車体やセッティング、メーター誤差もあるので目安ですが、
メーター読みで約70km/h程度まで出せるようになりました。
純正50ccのときは55km/hくらいが頭打ちだったので、それに比べるとかなり余裕があります。
とはいえ、最高速よりも普段の走り出しや坂道の楽さのほうが体感的には大きいですね。
- ①ボアアップのみ:50〜55km/h
- ②ボアアップ+ハイカム:65〜70km/h
- ③ボアアップ+ハイカム+キャブレター交換:75〜80km/h
最高速を効果的に向上させるにはボアアップに加え、カムシャフト・キャブレターの交換は必須!
カムシャフト交換
ハイカムシャフトへ交換すればエンジンがさらに高回転で回ります。
私のモンキーバハにはタコメーターがなく、正確な回転数は把握できませんでした。
しかし、明らかに今まで以上の回転数でエンジンが回っていることを実感。
最高速は65~70km/hに向上していました。
キャブレター交換
キャブレター交換で出力向上の余地がまだあります。
メーカー推奨キャブレター:ケイヒンPC20
私はコストパフォーマンスの観点からミニモトPC20同サイズキャブレターを採用。
ケイヒンの1/4程度の価格で購入が可能です。
加速性能とトルクがさらに向上し、最高速は75〜80km/hに到達しました。
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低回転で走れるのでエンジンにやさしい
排気量が上がると、同じスピードでも低い回転数で走れるようになります。
つまり、
- エンジンの負担が減る
- 長持ちしやすい
というメリットもあります。
「ボアアップするとエンジンが壊れやすいんじゃ?」と思うかもしれませんが、むしろ回転数を無理に上げなくて済むので、丁寧にセッティングすれば長寿命にもつながりますよ。
ノーマルクラッチではパワーアップ後にクラッチが滑る可能性があります。
✅実際にモンキーバハを3枚ディスククラッチに変更した実例はこちら
強化クラッチ化のメリットや作業の注意点を詳しく紹介しています。
注意!ナンバー変更は忘れずに
75ccになると原付二種(黄色ナンバー)の仲間入りになるので、
市役所でナンバー変更手続きが必要です。
任意保険や自賠責も変更しておきましょう。
(ここをちゃんとしておけば、原付一種の速度制限30km/hや二段階右折からも解放されます!)
キタコ75ccライトボアアップはこんな人におすすめ
✅ 坂道でスピードが落ちるのがイヤ
✅ もっと力強い加速が欲しい
✅ ちょっとツーリングに行ってみたい
✅ 大きな加工なしでパワーアップしたい
初心者でもチャレンジしやすいライトボアアップなので、カスタムの第一歩にもピッタリです。
【まとめ】普段の走りが楽しくなる!ぜひ試してみて
正直、「75ccなんてたった25ccアップで何が変わるの?」と思っていましたが、走ってみると大違い。
しかし、ボアアップのだけではトルクの向上は体感できるものの、最高速はそれほど伸びません。
性能jを最大限に生かすため、ボアアップに加えハイカムシャフトへの交換とキャブレターの交換をおすすめします。
普段の街乗りやツーリングがグッと楽しくなって、またどこかに走りに行きたくなります。
▶ キタコ75ccライトボアアップキットをチェック
✅購入前に必ず適合車種をチェック!
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