【初心者向け】PCX160のオイル交換を自分でやる方法|必要なものや失敗しないコツを解説

PCX160

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「そろそろオイル交換しなきゃ…」と思いつつ、毎回お店にお願いしていませんか?

私も以前はそうでした。

でも、PCX160のオイル交換やフィルター清掃は、やってみると意外と簡単。

工賃も浮くし、なにより自分で整備するとバイクへの愛着がぐっと増します。

とはいえ、いきなり一人で挑戦するのは不安ですよね。

「どのボルトを外すの?」「どこに気をつければいい?」と、初めてだと分からないことだらけです。

そこでこの記事では、PCX160オーナー向けに

オイル交換とフィルター清掃をDIYで安全に、確実にやる方法

を、写真たっぷりで分かりやすく解説しました。

これを読めば、初めてでも迷わず作業できます。

自分のPCXをもっと大事にしたくなるはずですよ!


PCX160のオイル交換に必要なものと費用を安く済ませるコツ

🔧 必要なもの

「PCX160のオイル交換を自分でやるのに、何が必要なの?」
と迷う方も多いですよね。

最低限これだけ揃えればOKです。

  • 六角レンチ(12mm・17㎜)
    PCX160のドレンボルトとオイルフィルターカバーを外すのに使います。
  • オイルジョッキ、ジョーゴ
    必要量を正確に測って注ぐため。
  • 廃油処理箱(オイルパックリ)
    使用済みオイルを一般ゴミに出せます。
  • ウェス・キッチンペーパー
    手やボルトを拭く。
  • パーツクリーナー
    ボルト周辺の汚れ落としに。
  • 新しいエンジンオイル(ホンダ純正 ウルトラE1推奨)

ネット通販やホームセンターで全て揃い、費用もトータル4,000円程度で済みます。
一度買えば何度も使えるので、次からはオイル代だけで済んでお得です。


PCX160のオイル交換は何キロごと?頻度の目安

PCX160のオイル交換は、ホンダの取扱説明書で以下のように推奨されています。

状態交換時期
オイル交換 新車(慣らし運転)1,000km
オイル交換 それ以降3,000〜4,000kmごと、または6か月ごと
フィルター清掃オイル交換2回に1回(約6,000〜8,000km)

「短距離ばかり」「渋滞が多い」使い方だとオイルが汚れやすいので、
3,000kmを目安に交換するとエンジンが長持ちします。


作業前の準備

今回のPCX160のオイル交換とオイルフィルター清掃では、以下の道具や消耗品を使いました。
どれもネットで手軽に揃えられるので、事前に準備しておくとスムーズですよ。

  • ✅ 使用したオイル
    → ホンダ純正ウルトラE1 10W-30
    👉 [Amazonで見る]
  • ✅ 使用したガスケット
    → ドレンボルト用
    👉 [Amazonで見る]
  • ✅ 使用したオイルジョッキ
    → 1Lタイプで目盛りが見やすいもの
    👉 [Amazonで見る]
  • ✅ 使用したジョーゴ
    → 細い口でPCXにも注ぎやすい
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PCX160のオイル交換+フィルター清掃を自分でやる手順

「PCX160のオイル交換を自分でやるのは難しいのでは?」と心配になるかもしれません。

でも実際の手順はとてもシンプル。


① エンジンを温める

まずはPCX160を数分アイドリングさせるか、5分ほど走ってください。
冷えたままのオイルは粘度が高く、古い汚れを残してしまいやすいです。


② ドレンボルトを外す

PCX160のエンジン左下にある12mmのドレンボルトを六角レンチでゆっくり外します。

このとき廃油処理箱を下に置いておくのを忘れずに!

勢いよくオイルが出てくるので、服や地面が汚れないように注意です。

PCX160のオイル交換時に確認するドレンボルト位置を赤枠で示した画像
PCX160のオイル交換で外すドレンボルトの位置を赤枠で示した画像(車体下側から撮影)
PCX160のオイルドレンボルトをレンチで緩めている作業中の写真
PCX160のオイルドレンボルトを手で外している作業中の写真

③ オイルを抜き切る

「ポタ…ポタ…」とオイルが垂れなくなるまで3〜5分待つのがポイントです。

PCX160のオイル交換作業でドレンから古いエンジンオイルを排出している場面

④ オイルフィルターカバーを外す

エンジン側面にある17mmのオイルフィルターカバーを六角レンチでゆっくり外します。

このときフィルター以外にもスプリングをOリングが入っているので組み付け順と向きを確認!

PCX160のフィルターは「カートリッジ式」ではなく、
金網のストレーナー(オイルフィルター)が入っています。

PCX160のオイルフィルターキャップを17mmレンチで緩めている作業中の写真
PCX160のオイルフィルターキャップを外し、内部のスプリングとフィルターを確認している作業中の写真
PCX160のオイルフィルターをエンジンから取り出している作業中の写真
PCX160のオイル交換でメッシュフィルターを青い手袋で取り外している様子

⑤ ドレンボルトとフィルターカバーを締める

パーツクリーナーで周りを軽く掃除し、ガスケットを新しいものに交換した上でドレンボルトを締め付けます。

ガスケットは再利用せず新品に交換しましょう。
ドレンボルトガスケットがネットですぐに買えます 👉 [ガスケットはこちら]

オイルフィルターも元の順番で組み付け、オイルカバーを締め付けます。

PCX160のオイル交換で取り外したメッシュフィルター、スプリング、キャップ、ドレンボルト、ガスケットをペーパータオルの上に並べた写真
PIAA製オイルパン用ドレンパッキン(銅平型)DP22のパッケージを撮影した写真
PCX160のオイル交換で新品の銅製ドレンパッキンをドレンボルトに装着した様子
PCX160のオイル交換で新品パッキンを装着したドレンボルトを手でねじ込んでいる作業中の写真
PCX160のオイルフィルターキャップを青い手袋で装着し直している様子

⑥ 新しいオイルを入れる

PCX160のオイル容量は0.9L程度。

オイルジョッキとジョーゴを使って、ゆっくり入れるのがコツです。

オイルを入れるときは、細口のジョーゴと1Lタイプのオイルジョッキを使うと作業がかなり楽になります。
今回使ったジョーゴは口が長くてタンクにピッタリ入りました 👉 [ジョーゴをチェックする]

オイルはホンダ純正ウルトラE1を使用。PCXでは定番なので安心です 👉 [オイルを見てみる]

PCX160のリア周辺を撮影し、オイル給油口の位置を赤枠で示した写真
PCX160のオイル交換で使用したオイルジョッキとファンネル(漏斗)を床に置いた写真

⑦ エンジンをかけてゲージで量を確認

5〜10秒ほどエンジンをかけてから止め、2〜3分後にオイルレベルゲージで確認します。

上限と下限の中間くらいになっていればOK。

PCX160のオイル交換後、オイルレベルゲージに付着したオイル量を上下限の目安として赤い矢印で説明した写真

よくある疑問|PCX160のオイル交換で初心者が悩みやすいポイント

Q. オイルを入れすぎたらどうする?

👉 オイルスポイトで少し吸い出すか、ドレンを軽く緩めて抜きましょう。
入れすぎるとエンジンの負担になるので、ここは慎重に。


Q. ガスケットは毎回交換した方がいい?

👉 100円程度なので、毎回交換がおすすめ。


PCX160のオイル交換を自分でやると愛車への愛着が倍増!

これでPCX160のオイル交換とフィルター清掃は完了です!お疲れ様でした。

ちなみに、今回使用したものを下にまとめておきます。
これから作業する方は、同じものを揃えておけば間違いないので参考にしてみてください。

PCX160は非常にメンテナンスがしやすいスクーターなので、
DIY初心者でも安心してオイル交換ができます。

自分で作業することで、

  • 異音や汚れに早く気付ける
  • 費用が安く済む
  • 愛車への愛着がぐっと増す
    など良いことばかり。

「PCX160 オイル交換 費用 安く済ませたい」「PCX160 メンテナンスを初心者でも自分でやりたい」と思っている方は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。

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