【レビュー】象印EE-TB60は23畳リビングでも快適?実際に使ってみた感想と注意点

象印スチーム式加湿器EE-TB60のレビュー記事アイキャッチ画像。木造23畳リビングで使用し、エアコン暖房でも湿度50%以上を維持した実体験レビュー ガジェット.PC.家電

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冬のエアコン暖房、乾燥がつらい…

冬って、エアコンをつけると空気がすぐ乾燥しますよね。
我が家はファンヒーターを使わず、エアコンの暖房だけで過ごしているので、毎年「乾燥との戦い」です。

肌はカサつくし、喉もイガイガ。湿度計を見たら30%台という日もありました。
これはさすがにマズいと思い、加湿器を探すことにしました。

以前は SHARPの空気清浄機(KC-F50) の加湿機能を使っていたんですが、湿度は30〜40%台で止まり、設定湿度まで上がらず常に「強運転モード」。
音もうるさくて、リビングでテレビを見るときに気になるほどでした。

そんなときに見つけたのが、象印のスチーム式加湿器「EE-TB60」
今回は、木造23畳のリビングで1台だけでどこまで加湿できるのかを実際に検証してみました。


エアコン暖房は乾燥しやすい!加湿器の重要性を再確認

エアコン暖房を使うと、室内の湿度はあっという間に下がります。
湿度30%台になると、肌のカサつきや喉の痛み、静電気など、不快な症状が一気に増えるんですよね。

快適な湿度の目安は「50〜60%」と言われています。
でもエアコンだけではなかなか保てません。
だからこそ、しっかりと加湿できる加湿器が欠かせません。


象印EE-TB60を選んだ理由|スチーム式の力強さに期待

私がEE-TB60を選んだ一番の理由は、スチーム式のパワフルな加湿力お手入れの簡単さです。

公式サイトによると、EE-TB60の適用床面積は以下のとおり👇

  • 木造:10畳(約17㎡)
  • プレハブ洋室:17畳(約27㎡)

👉 メーカー公式ページはこちら

我が家は木造で23畳ほどあるリビング。
本来は2台で使う予定でしたが、まずは1台でどこまで加湿できるかを試してみることにしました。


実際に使ってみた結果|23畳リビングでも湿度50%以上をキープ!

稼働中の象印EE-TB60。湿度59%を表示し、エアコン暖房中でも快適な湿度を維持している

結果から言うと、1台でも湿度50%以上をしっかりキープできました!
エアコンをつけた状態でも湿度が下がらず、
別の湿度計でも確認してみると、どちらも50%以上で「快適」表示。

TANITAの湿度計「快適」表示がしっかり写っており、実測データの裏付けとして配置。

スチーム式は“肌で感じるしっとり感”があって、
エアコンの乾いた空気がやわらかくなったのが体感でもわかります。

23畳という広さでもここまで加湿できるのは正直びっくり。
公式スペックどおりの部屋(木造10畳/プレハブ17畳)なら、
加湿力に関してはまったく心配いらないと思います。


SHARP KC-F50との比較|静かでパワフル

象印のスチーム式加湿器EE-TB60とSHARPの空気清浄機KC-F50が並んでいる画像。EE-TB60は湿度61%を表示し、操作パネルが見える。

以前使っていたSHARP KC-U50は、
加湿能力が「プレハブ洋室14畳/木造和室8.5畳」まで。

湿度は30〜40%台で止まり、常に“強モード”で頑張っていました。
ファンの音が大きく、加湿よりも騒音のほうが気になるほど。

それに比べて象印EE-TB60はファンを使わないスチーム式。
お湯を沸かす「コトコト音」は少ししますが、
全体的にはとても静かで、テレビを見ていても気になりません。

夜間の使用でもうるさくなく、寝室でも快適に使える静音性です。


お手入れが簡単!クエン酸洗浄モードが神

加湿器って「お手入れが面倒」ってイメージありますよね。
私もそう思っていました。

でもEE-TB60は本当に簡単。
1〜2ヶ月に1回、クエン酸を入れて“クエン酸洗浄モード”を押すだけ。
あとは自動で内部を洗浄してくれます。

フィルター交換も不要で、タンクを軽くすすぐくらい。
カビや雑菌の心配も少なく、ズボラな私でも続けられるお手入れの手軽さです。


ここは少し気になる?象印EE-TB60のデメリット

もちろん完璧な家電はありません。
実際に使ってみて感じた「ちょっと気をつけたほうがいい点」も紹介します。

■ 見た目は完全にポット

見た目はまさに湯沸かしポット
「これ、加湿器?」と思うほど象印らしいデザインです。

おしゃれなリビングに置くと浮いてしまうかもしれませんが、
私はこの“家電感のあるデザイン”も気に入っています。
構造がシンプルで清潔に使えるので、むしろ安心感があります。

■ 水を直接かけて給水できない

もう一つの注意点は別容器で給水する必要があること。
本体や操作部、底面を濡らすと内部に水が入って故障の原因になるそうです。

私は洗面台の蛇口がホース式なので、洗面所で伸ばして給水。
蛇口が固定式なら、浴室で水を入れるのがおすすめです。

少し手間はありますが、安全のための構造なので納得できます。


軽くて持ち運びもラク!寝室でも活躍中

象印EE-TB60の取っ手部分を持ち上げている様子。軽くて持ち運びがしやすい設計

EE-TB60は見た目よりも軽く、取っ手が付いているので持ち運びもラクです。
夜は2階の寝室に移動して使っています。

リビングでしっかり加湿できたので、今後はリビング用に2台目の購入も決定!
1台で日中と夜の両方に使えるのは、想像以上に便利でした。


まとめ|象印EE-TB60は「しっかり加湿したい人」におすすめ

  • 23畳リビングでも湿度50%以上をキープ
  • スチーム式なのに静か
  • クエン酸洗浄モードでお手入れ簡単
  • 軽くて持ち運びもしやすい

見た目や給水方法に少しクセはありますが、
「とにかくしっかり加湿したい!」という人には間違いなくおすすめ。

空気清浄機の加湿機能では物足りない方、
エアコン暖房で乾燥が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

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