ダイソンのトリガーを引いても動かず、バッテリー付近のランプが赤く点滅していませんか?
「充電しても動かない」「リセットすれば直るの?」「本体を買い替えないといけない?」と焦りますよね。
我が家のダイソンV8も、ある日突然まったく動かなくなりました。
よく確認すると、バッテリー付近のランプが赤く点滅している状態でした。
本体の故障を疑いましたが、結論としては、バッテリーを交換したことで正常に使えるようになりました。
ただし、ダイソンのランプは色や点き方によって原因が異なります。
赤いランプが見えたからといって、すぐにバッテリーを注文するのはおすすめできません。
この記事では、ダイソンV8を約6年間使用し、実際に自分でバッテリーを交換した経験をもとに、次の内容を解説します。
・ダイソンが赤く点滅する原因
・赤い点滅はリセットで直せるのか
・バッテリーを購入する前に確認すること
・純正品と互換バッテリーの違い
・ダイソンV8のバッテリー交換手順
・互換バッテリーを実際に使用した感想
原因を順番に確認すれば、必要のないバッテリー購入や本体の買い替えを避けられる可能性があります。
結論|ダイソンV8の赤い点滅はバッテリー不具合の可能性がある
ダイソンV8で赤色のLEDライトが点滅している場合は、バッテリーに不具合が発生している可能性があります。
ダイソン公式サイトでも、V8とV10については「赤色LEDライトが点滅すること」が、バッテリー交換を検討する目安として案内されています。
しかし赤いランプが点滅しているのか、点灯しているのかによって考えられる原因が異なります。
・赤色が点滅:バッテリーの不具合
・赤色が点灯:本体の不具合
・赤色と青色が点滅:充電器の不具合
・青色が点滅:充電残量がなく、充電が必要
私のV8は購入から約6年が経過しており、トリガーを引くと赤色ランプが点滅して、まったく動かない状態でした。
使用年数とランプの状態からバッテリーの劣化を疑い、新しいバッテリーへ交換したところ、以前と同じように掃除できる状態まで復活しました。
参考:ダイソン公式「コードレス掃除機の故障・トラブル解決方法」
ダイソンV8のランプ表示から原因を確認する
バッテリーを購入する前に、ランプの色と点き方を確認しましょう。
| ランプの状態 | 考えられる原因 | 主な対応 |
|---|---|---|
| 赤色が点滅 | バッテリーの不具合 | 公式サポートで確認し、必要ならバッテリーを交換する |
| 赤色が点灯 | 本体の不具合 | バッテリーを購入せず、公式サポートへ相談する |
| 赤色と青色が点滅 | 充電器の不具合 | 充電器や接続状態を確認する |
| 青色が1つ点滅 | 充電残量がない | 充電器へ接続する |
| 充電中にランプが点かない | 充電完了、または電源・充電器の不具合 | 接続直後から点灯しない場合は公式サポートで確認する |
特に間違えやすいのが、赤いランプの「点滅」と「点灯」の違いです。
赤く点灯している場合は本体側の不具合が考えられるので、バッテリーを交換しても直らない可能性があります。

ダイソンの赤い点滅はリセットできる?
「ダイソンの赤い点滅をリセットする方法」を探している人も多いと思います。
しかしダイソン公式のサポート情報では、赤い点滅を解除するリセット操作は案内されていません。
赤い点滅は単なる設定ではなく、バッテリーの不具合を知らせている可能性があります。
しかしバッテリーを購入する前に、次の項目は確認しておきましょう。
充電器とコンセントを確認する。
充電器が本体とコンセントへ確実に接続されているか確認します。
収納用ブラケットを使用している場合は、充電器のプラグを本体へ直接接続してみてください。
別のコンセントへ差し替えて、充電時に青いLEDが点灯するかも確認します。
接続直後から青いLEDがまったく点灯しない場合は、バッテリーだけでなく充電器や電気系統に不具合が起きている可能性があります。
保管場所の温度を確認する
冬場の寒い場所で保管している場合は、バッテリーの温度が原因で充電できないことがあります。
ダイソン公式サイトによるとバッテリーの温度が10℃以下になると充電性能が低下し、5℃以下では安全のため充電できなくなります。
寒い場所に置いていた場合は18~25℃程度の屋内へ移動し、バッテリーの温度が戻ってから充電してみましょう。
直射日光の当たる場所や夏場の車内など、高温になる場所での保管も避けてください。
フィルターや空気の通り道を確認する
使用中に何度も止まる症状は、バッテリーではなくフィルターの汚れや異物の詰まりによって起きることもあります。
次の部分を確認しましょう。
・クリーナーヘッド
・回転ブラシ
・パイプ内部
・クリアビン
・プレフィルター
・ポストフィルター
フィルターを水洗いした場合は24時間以上乾燥させ、内部まで完全に乾いたことを確認してから取り付けてください。
詰まりやフィルターの汚れを解消しても赤い点滅が続く場合は、バッテリー不具合の可能性が高いです。
保証期間内なら先に公式サポートへ相談する
購入から年数が浅い場合は、自分でバッテリーを交換する前に一度ダイソン公式サポートへ相談しましょう。
ダイソンの掃除機は製品登録などの条件を満たすことで、購入日から2年間のメーカー保証を受けられます。
非純正のバッテリーやパーツを使用すると、メーカー保証の対象外になることがある点は注意が必要です。
バッテリー交換が必要か見極めるポイント
ダイソン公式では、次のような症状をバッテリー交換の目安として案内しています。
・1回の充電で使用できる時間が極端に短くなった
・フル充電にかかる時間が以前より極端に短くなった
・赤色LEDライトが12回以上点滅する(V6・V7)
・赤色LEDライトが点滅する(V8・V10)
バッテリーの寿命は、使用頻度、運転モード、充電回数、保管環境によって異なります。
我が家のV8は約6年間使用できたので、使用状況によって寿命には大きく変わります。
購入から2年以内の場合
保証状況を確認し、先に公式サポートへ相談する
| 現在の状態 | おすすめの対応 |
|---|---|
| 購入から2年以内 | 保証状況を確認し、先に公式サポートへ相談する |
| 赤いランプが点灯 | 本体の不具合の可能性があるため、バッテリーを購入しない |
| 赤色と青色が点滅 | 充電器の不具合を疑う |
| 数分で運転が止まる | 詰まりやフィルターを確認したうえで、バッテリー劣化を疑う |
| 数年以上使用し、赤く点滅して動かない | 適合を確認してバッテリー交換を検討する |
ダイソンV8の交換用バッテリーは3種類ある
交換用バッテリーを購入するときに、最も注意したいのがバッテリーの適合です。
ダイソン公式サイトによると、V8には仕様の異なる3種類のバッテリーがあります。
そのため、商品名に「ダイソンV8対応」と書かれているだけで判断してはいけません。
購入前に次の部分を確認してください。
- バッテリー底部のシールに記載された型式
- 現在装着されているバッテリーの端子形状
- 本体上部にあるフィルターの形状
- 商品ページに記載されている対応型式
V8にはSV10の一部、SV25、SV37、HH15など複数の型式があり、同じV8シリーズでも適合しないバッテリーがあります。
購入前に現在のバッテリーと端子部分をスマートフォンで撮影しておくと、商品ページと比較しやすくなります。
交換用バッテリーは純正品と互換品のどちらがいい?
ダイソンV8の交換用バッテリーには、大きく分けて2つの選択肢があります。
- ダイソン純正バッテリー
- 純正ではない互換バッテリー
| 比較項目 | 純正バッテリー | 互換バッテリー |
|---|---|---|
| 価格 | 約1万円 | 約4,000~7,000円 |
| 適合性 | 公式サイトで型式を確認できる | 商品ごとの対応型式確認が必要 |
| 安全性 | ダイソンが設計・販売 | 製造元や品質管理に差がある |
| メーカー保証 | 保証への影響を避けやすい | 保証の対象外になる可能性がある |
| 付属品 | 基本的にバッテリー本体 | フィルターや工具付きの商品もある |
| 向いている人 | 安全性と安心感を優先したい人 | リスクを理解し、費用を抑えたい人 |
安心感を優先するなら純正バッテリー
保証期間内の製品や、安全性を優先したい人には純正バッテリーが向いています。
ダイソン公式サイトも純正パーツの使用を案内しており、非純正パーツを使用した場合は製品保証の対象外になることがあると記載されています。
V8用純正バッテリーのタイプD・タイプEは、2026年7月時点で税込9,900円です。
価格や在庫は変わる可能性があるため、購入時に公式サイトで確認してください。
参考:ダイソン公式「Dyson V8コードレスクリーナー交換用バッテリー」
互換バッテリーは安いが安全性に注意が必要
互換バッテリーは、純正品より安く購入できることがメリットです。
フィルターやドライバーなどがセットになった商品もあります。
一方で、製品によって安全設計や品質管理に差がある点には注意が必要です。
消費者庁によると、2014年から2023年までに非純正バッテリーによる事故が235件報告され、そのうち227件が火災事故に発展しています。
この数字はダイソン用バッテリーだけではなく、電動工具や電動アシスト自転車などを含む非純正バッテリー全体の事故件数です。
互換品を選ぶ場合は、価格だけではなく次の点を確認しましょう。
- 販売元と問い合わせ先が明確か
- 製品保証が付いているか
- 所有している型式に適合しているか
- リコール対象製品ではないか
- 極端に安すぎる商品ではないか
充電中や使用中に異常な発熱、膨張、異臭、変色が見られた場合は、直ちに使用と充電を中止してください。
私が互換バッテリーを選んだ理由
私は今回、純正品ではなく互換バッテリーを選びました。
理由は次のとおりです。
- 本体を購入してから約6年が経過していた
- すでにメーカー保証期間を過ぎていた
- 本体を丸ごと買い替えるにはまだもったいなかった
- できるだけ費用を抑えて延命させたかった
本体自体も今後故障する可能性がある年数だったため、約1万円の純正品ではなく、数千円で購入できる互換品を試す判断をしました。
これは、保証が切れた古いV8を所有していた私個人の判断です。
すべての人に互換バッテリーをおすすめするものではありません。
保証期間内の人や、安全性を最優先したい人は純正品を選んだ方が安心です。
今回購入した商品には、次のものがセットになっていました。
- 交換用バッテリー
- プレフィルター
- ポストフィルター
- 掃除用ブラシ
- プラスドライバー
- 交換用ビス
- 取扱説明書



ダイソンV8のバッテリー交換方法
ダイソンV8のネジ固定式バッテリーは、プラスドライバーがあれば自分で交換できます。
ただし、V8でもバッテリーの仕様や固定方法が異なる場合があります。
必ず所有している製品の型式と取扱説明書を確認してください。
ここからは、私が所有しているダイソンV8の交換手順を紹介します。
交換前に準備するもの
- 使用しているV8に適合する交換用バッテリー
- プラスドライバー
- 取り外したビスを入れる小さな容器
作業前に充電器を取り外し、本体の電源が入らない状態にします。
使用直後でバッテリーが熱くなっている場合は、温度が下がってから作業してください。
手順1:バッテリーを固定している3本のビスを外す
私のダイソンV8では、バッテリーが3本のビスで固定されています。
- グリップ付け根部分のビス1本
- 本体底面のダストカップ側にあるビス2本
ビスは小さいため、紛失しないように容器へ入れておきましょう。



手順2:古いバッテリーを本体から引き抜く
3本のビスを外したら、古いバッテリーを本体から取り外します。
左右へ無理にこじるのではなく、バッテリーをまっすぐ後ろへスライドさせるようなイメージで引き抜きます。
外れにくい場合は、3本のビスがすべて取り外されているか確認してください。
手順3:古いバッテリーと新品の形状を比較する
新しいバッテリーを取り付ける前に、古いバッテリーと並べて確認します。
- 端子の形状
- 固定ビスの位置
- 本体へ差し込む部分の形状
- 電圧などの製品表示
形状や端子が異なる場合は、無理に取り付けず、購入した商品の対応型式を再確認してください。

手順4:新しいバッテリーを取り付ける
新しいバッテリーを、古いバッテリーと同じ向きで本体へ差し込みます。
奥まで正しく入っていることを確認してから、取り外した3本のビスを元の位置へ戻します。
ビスが緩いと使用中にバッテリーが動く可能性があります。
しかし強く締めすぎると樹脂部分を傷めるおそれがあるため、締めすぎにも注意してください。

手順5:充電してから動作確認する
取り付け後は、購入したバッテリーの取扱説明書に従って充電します。
充電後にトリガーを引き、次の項目を確認してください。
- 本体が正常に動くか
- 赤い点滅が消えているか
- 異常な音や振動がないか
- バッテリーが異常に熱くならないか
私のV8は、互換バッテリーへ交換したことで正常に動くようになり、以前と同じように掃除できる状態まで復活しました。

バッテリーを交換しても動かない場合の原因
新しいバッテリーへ交換してもダイソンが動かない場合は、バッテリー以外に原因がある可能性があります。
- 購入したバッテリーが型式に適合していない
- バッテリーが本体へ正しく差し込まれていない
- 新しいバッテリーが十分に充電されていない
- 充電器に不具合がある
- 本体の電気系統やモーターに不具合がある
- 交換用バッテリー自体に初期不良がある
何度も充電や取り外しを繰り返すのではなくランプの状態を確認し、バッテリーの販売元またはダイソン公式サポートへ相談しましょう。
互換バッテリーを使ってみた正直な感想
互換バッテリーへ交換してから、日常的な掃除に使ってみた感想を紹介します。
良かった点
- まったく動かなかったV8が正常に使える状態まで復活した
- 本体を買い替えるより費用を大幅に抑えられた
- 運転時間は体感上、純正バッテリー使用時と大きな差を感じなかった
- 付属のフィルターも交換でき、吸引力がリフレッシュされたように感じた
- 交換用ドライバーが付属しており、すぐに作業できた
気になった点
- 純正品と比べると、色味や質感がわずかに異なる
- 長期間使用した場合の耐久性は、まだ判断できない
- 純正品と同等の安全性や品質が保証されているわけではない
- 本体のメーカー保証を受けられない可能性がある
保証が切れた約6年使用のV8を、数千円で延命できた点については満足しています。
しかし、互換品には安全面のリスクもあるため、価格だけで選ばず、販売元、製品保証、適合型式、リコール情報まで確認することが大切です。
古いバッテリーは一般ごみに出さない
取り外したバッテリーにはリチウムイオン電池が使われているため、燃えるごみや燃えないごみへそのまま出せません。
ダイソン公式では住んでいる地域のごみ収集ルールに従うほか、家電量販店やスーパーなどに設置されている「充電式電池リサイクルBOX」での回収が案内されています。
店舗によっては非純正バッテリーや破損したバッテリーを回収できない場合があります。
処分前に次のいずれかへ確認してください。
- 住んでいる自治体
- バッテリーの製造元・販売元
- 家電量販店などの回収協力店
膨張、破損、水濡れなどがあるバッテリーは、店頭の回収BOXへ自己判断で入れず、自治体や販売元へ相談しましょう。
参考:ダイソン公式「交換用パーツと付属品に関するよくある質問」
ダイソンの赤い点滅についてよくある質問
ダイソンの赤い点滅は何回ならバッテリー故障ですか?
ダイソン公式ではV6・V7は赤色LEDライトが12回以上点滅する場合、V8・V10は赤色LEDライトが点滅する場合を、バッテリー交換の目安として案内しています。
機種によって判断方法が異なるため、使用している製品の型式を確認しましょう。
赤い点滅はトリガーの長押しでリセットできますか?
ダイソン公式の現行サポートでは、赤い点滅を解除する共通の長押しリセット操作は案内されていません。
充電器、コンセント、保管温度、ランプの状態を確認し、改善しない場合は公式サポートを利用しましょう。
赤く点滅したら必ずバッテリー交換が必要ですか?
V8の赤点滅はバッテリー不具合の可能性を示していますが、購入前に製品別のオンラインサポートで確認することが推奨されています。
購入から年数が浅い場合や保証期間内の場合は、先に公式サポートへ相談してください。
ダイソンV8なら、どのV8用バッテリーでも使用できますか?
使用できません。
V8シリーズには仕様の異なる3種類のバッテリーがあり、型式、端子、フィルターの形状によって適合する製品が異なります。
互換バッテリーは危険ですか?
すべての互換バッテリーに問題があるとは限りませんが、製品ごとに設計や品質管理に差があります。
非純正バッテリーによる火災事故も報告されているため、安全性やメーカー保証を優先する場合は純正品が適しています。
バッテリーを交換しても赤い点滅が消えない場合は?
バッテリーの初期不良、型式の不一致、取り付け不良のほか、充電器や本体側の故障が考えられます。
異常な発熱などがないか確認して使用を中止し、販売元またはダイソン公式サポートへ相談してください。
まとめ|赤い点滅の状態を確認してから交換しよう
ダイソンV8のランプが赤く点滅して動かない場合は、バッテリーに不具合が起きている可能性があります。
しかし、ランプの色と点き方によって考えられる原因は異なります。
- 赤色の点滅:バッテリーの不具合
- 赤色の点灯:本体の不具合
- 赤色と青色の点滅:充電器の不具合
- 青色の点滅:充電が必要
赤点滅の場合も、すぐに商品を注文するのではなく、充電器、コンセント、保管温度、詰まり、保証期間を確認しましょう。
私が約6年間使用したダイソンV8は、赤い点滅が出てまったく動かなくなりましたが、バッテリーを交換したことで再び使えるようになりました。
交換用バッテリーは、次の基準で選ぶと分かりやすいです。
- 安全性と安心感を優先したい人:ダイソン純正バッテリー
- 保証切れの古い本体を低予算で延命したい人:リスクを理解したうえで互換バッテリーを検討
どちらを選ぶ場合も、「V8対応」という表記だけで判断せず、バッテリー底面の型式と端子形状を必ず確認してください。



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