久しぶりにPCXで出かけようとしてメインスイッチが操作できず、「バッテリーが上がった!?」「エンジンがかけれない!」「シート下も開けれない!」と困っていませんか?
バッテリー上がりなら「交換は急な出費になりそう。」と不安もなるはずです。
そんな時はまず初めにスマートキーが以下の状態になっていないか確認します。
- 電池切れ
- 作動停止状態
スマートキーに問題がなければ、バッテリーが上がっている可能性が高いです!
エマージェンシーキーでシート下を開てバッテリーへアクセスしましょう。
私は愛車であるPCX160を日々の通勤や買い物、週末のツーリングまで日常的に利用しており、メンテナンスも全て自分で行なっています。
私もつい最近、メインスイッチの切り忘れでPCX160のバッテリーを上げてしまいました。
この記事では、PCXのバッテリー上がりの原因確認からシートの開け方、充電方法、交換の判断基準まで実体験をもとに解説します。
PCXのメインスイッチが操作できない場合は、最初ににスマートキーの電池切れ・作動停止状態を確認しましょう。
PCXのメインスイッチが操作できない原因
PCXのメインスイッチが操作できない原因はバッテリー上がりも含めて主に3つ。
- スマートキーの電池切れ
- スマートキーが「作動停止状態」になっている
- バッテリー上がり
メインスイッチが操作できない場合は上から順番に確認していきます。
スマートキーの電池切れ
車両と通信するスマートキーの電池切れは、メインスイッチが操作できなくなる原因の一つです。
電池が切れかどうかはボタンを押すだけで簡単に確認できます。
確認方法
- スマートキーのON/OFFボタンを押す
- LEDランプが点灯するか確認

| LEDランプ | 状態 |
|---|---|
| 点灯 | 正常 |
| 消灯 | 電池切れ |
電池切れの場合は電池を交換しましょう。
作動停止状態
PCXのスマートキーは盗難防止の観点からモード切り替えが可能です。
作動停止状態になっていないか確認を行いましょう。
確認方法
- スマートキーのON/OFFボタンを押す
- LEDランプが何色で点灯するか確認
| LEDランプ | 状態 | 車両との通信 |
|---|---|---|
| 緑色 | 作動可能状態 | 可能 |
| 赤色 | 作動停止状態 | 不可 |
LEDが赤色で点灯した場合、スマートキーは「作動停止状態」です。
解除して「作動可能状態」にしましょう。
解除方法
- スマートキーのON/OFFスイッチを長押し
- LEDが緑色に変わるまで押し続ける
- 緑色になったことを確認
バッテリー上がり
スマートキーが正常にも関わらず反応しない場合は、バッテリー上がりの可能性が非常に高いです。
実際に私も、PCX160に久しぶりに乗ろうとしたら完全にバッテリーが上がっており、メインスイッチは無反応でした。
PCXバッテリーが上がる原因
PCXのバッテリーが上がる原因は主に3つです。
- バッテリーの自然放電
- バッテリーの劣化
- メインスイッチの切り忘れ
バッテリーの自然放電
長期間PCXを乗らずいるとバッテリーの自然放電で上がってしまいます。
特に冬場は乗る機会も減る傾向にあるので、長期間乗る予定がない場合はバッテリーを車両から取り外しておくのがおすすめです。
バッテリーの劣化
バッテリーの寿命は一般的に2〜3年と言われています。
使用年数が2〜3年を迎える頃にバッテリーが上がれば劣化による寿命の可能性があります。
メインスイッチの切り忘れ
意外にも多いのがメインスイッチの切り忘れです。
PCXのメインスイッチはONの状態でなくても「SEAT FUEL」の位置でも電力を消費するので注意が必要です。
PCXのバッテリー位置とシートの開け方
PCXのバッテリーは シート下前方 に収納されているので、エマージェンシーキーを使用してバッテリーへアクセスします。

①メンテナンスリッドを取り外す
→ 側面を押しながら引くと外れます

②エマージェンシーキーの突起を
緊急用シートオープナースロットに合わせる



③反時計回りに回す → シートロックが解除される
必ずエマージェンシーキーを時計回りに戻しましょう。戻し忘れると次にシートを閉めた時、ロックされません。私は実際に戻し忘れて戸惑いました。
④メインスイッチがOFFであることを確認
⑤バッテリーカバー上部のタブを押して外す



PCXのバッテリー上がりを直す方法
バッテリー上がりの対応方法は3つです。
- ジャンプスタート
- バッテリー充電
- バッテリー交換
それぞれメリット・デメリットがあります。
ちなみに私はバッテリー充電を行いました。
ジャンプスタート
他車のバッテリーとPCXのバッテリーをブースターケーブルで繋ぎ、電源供給をを行います。
「何がなんでも今日はPCXに乗りたい!」という人には最適で、ブースターケーブルは自家用車のバッテリーが上がった時も重宝します。
しかしエンジンがかかってもバッテリーは上がる寸前の状態。
アイドリングではほぼ充電がされないので、ある程度の距離を走る必要があります。
エンジンをかけて間もない間にエンジンを切ってしまわないように注意しましょう。
| 費用 | メリット | デメリット |
| 2,000円〜3,000円(ブースターケーブル) | すぐに電源供給できる | ・救援車が必要 ・バッテリーは上がる寸前のまま |
ジャンプスタートの手順
以下の順番でブースターケーブルを接続していきます。
- バッテリーが上がったPCXの+端子(赤色ケーブル)
- 救援車の+端子(赤色ケーブル)
- 救援車のー端子(黒色ケーブル)
- バッテリーが上がったPCXの金属部(黒色ケーブル)
- 救援車のエンジンをかける
- PCXのエンジンを始動する
金属部はフレームのボルトなどに接続します。
エンジンがなかな始動しない場合、救援車のアクセルを開けて少し待ってから始動します。

バッテリー充電
充電器を使用してバッテリーの充電を行います。
充電完了まで時間がかかりますが、ジャンプスタートに比べてもバッテリー上がりを起こす可能性が低いです。充電器を所有していればバッテリー上がりの時だけでなく、車両を長期間保管する際のバッテリー性能維持も可能です。
私はこの方法でPCX160のバッテリーを復活させました。
| 費用 | メリット | デメリット |
| 3,000円~4,000円(充電器) | ・バッテリーが充電される ・保管時のバッテリー性能維持も可能 | バッテリー状態によっては充電できない場合がある |
バッテリー充電の手順
- 固定バンドを外す
- -端子 → +端子 の順でケーブルを外す
- ナットを落とさないようバッテリーを取り出す
- 充電器のワニ口クリップをバッテリー端子へ接続する
充電器を取り外す際は、➕端子→➖端子の順でケーブルを外す。

私が使った充電器|メルテック 全自動パルス充電器 MP-200

私が使った充電器はメルテックの全自動パルス充電器MP-200です。
弱ったバッテリーでも内部の結晶を電気ショックで除去し、活性化してくれます。
バッテリーを載せたまま接続するだけで充電できるので使い方も簡単でした。
安全面でもクリップをバッテリーに繋いだ時の火花が出ない仕様になっていたり、充電完了後も繋いだままで大丈夫です。
3ヶ月に1回は充電を止め、充電器からバッテリーを外して状態を確認する必要はあります。
しかし、3ヶ月も繋いだままにできるのであれば車両を長期保管するオーナーにとっては嬉しいポイントです。
コンパクトで保管場所にも困らないうえに、保証に関しても3年間の長期保証で安心して使えるのではないでしょうか。
もちろんバイク全般のバッテリーに対応しています。
- バイク用バッテリー全般に対応
- 接続するだけで自動充電
- 劣化バッテリーを診断しパルス充電
- 軽量・コンパクト(保管場所に困らない)
- 充電完了後は自動で維持充電モード
- 長期保証
今回、私はバッテリーを載せたままではなく、外した状態で充電しました。

バッテリー交換
バッテリーの使用年数によっては新品に交換したほうが良い場合もあります。
PCXの純正バッテリーは以下のとおりです。
- PCX125・PCX150
GS YUASA:GTZ8V 12V-7Ah(10HR) - PCX160
LE LONG VIETNAM:WTZ8VIS
| 費用 | メリット | デメリット |
| 5,000円〜16,000円 | バッテリー性能がリセットされる | ・費用がかかる ・初期充電が必要 |
手順
- 固定バンドを外す
- -端子 → +端子 の順でケーブルを外す
- 古いバッテリーを取り出す
- 新しいバッテリーを入れる
- +端子→-端子 の順でケーブルを取り付ける
初期充電なしでも使える場合がありますが、バッテリー寿命は短くなります。
初期充電は必ず行うことをお勧めします。
まとめ
PCXのメインスイッチが操作できなくなった場合は、バッテリー上がりを疑う前に以下の2つを確認しましょう。
- スマートキーの電池切れ
- スマートキーの作動停止状態
スマートキーに問題がなく、バッテリー上がりが原因だった場合は、まず充電器によるバッテリー充電をおすすめします。
メインスイッチの切り忘れや長期間乗らなかったことによる自然放電が原因であれば、充電で復活する可能性があります。
ただし、一度バッテリーが上がると性能は少なからず低下し、その後の劣化も早まりやすくなります。
使用開始から2〜3年が経過している場合は、突然のトラブルを防ぐためにも早めのバッテリー交換を検討するとよいでしょう。
バッテリーだけでなく、オイル・タイヤ・ブレーキなどPCX160を長く乗るための定期点検項目は、別記事でまとめて確認できます。


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