バイク用レインウェアの選び方|失敗しない注意点とおすすめモデル

バイク用レインウェアの選び方 バイク

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はじめに

バイクに乗る人にとって、突然の雨は避けられないリスクです。特に通勤やツーリング中に濡れてしまうと、体が冷えて集中力が落ちたり、ウェアの下まで浸水して一日中不快な思いをすることもあります。

そんな時に欠かせないのが「バイク用レインウェア」。しかし種類が多く、安価なものから高性能モデルまで幅広いため、「どれを選べばいいのか分からない」という方は少なくありません。

この記事では、レインウェア選びで失敗しないための基準と注意点を整理し、2025年におすすめできるモデルをランキング形式で紹介します。


レインウェア選びで重要なチェックポイント

  • 防水性能(耐水圧)
  • 透湿性(ムレ対策)
  • タイプ(スーツ型 vs コート型)
  • フィット感と動きやすさ
  • 携帯性と収納性
  • 耐久性とコスパ
  • 安全性(視認性)

1. 防水性能(耐水圧)

  • 耐水圧の目安
    通勤や街乗りであれば「5,000mm」でも十分ですが、高速道路や長距離ツーリングでは10,000mm以上が安心ラインです。
  • 20,000mm以上なら嵐でも耐えられる
    台風シーズンやキャンプツーリングなど、強い雨風を想定するなら20,000mm以上を選んでおきましょう。
  • 縫い目処理も必須
    どんなに耐水圧が高くても、縫い目から浸水することがあります。シームテープ加工があるかどうかを必ずチェックしましょう。

2. 透湿性(ムレ対策)

  • バイク走行中はレインウェアの中がサウナ状態になりがち。
  • 透湿度5,000g/m²/24h以上を目安にすると、蒸れが軽減され快適に。
  • 夏や梅雨の長雨では8,000〜10,000以上のモデルだと汗がこもりにくいです。

3. タイプ(スーツ型 vs コート型)

  • スーツ型(上下セット)
    → 雨風の侵入をしっかり防げるので、バイク用には基本こちら。動きやすさも◎。
  • コート型・ポンチョ型
    → 着脱は簡単ですが、風でめくれやすく走行中には不向き。通勤の“徒歩+自転車+バイク少し”といった用途ならあり。

4. フィット感と動きやすさ

  • バタつきすぎると風で体力を奪われ、危険につながります。
  • 普段着+インナーを着込んだ状態でワンサイズ上を目安に選ぶとちょうど良いです。
  • 袖口・裾・フードにアジャスターがあるモデルは雨の侵入をしっかり防ぎます。

5. 携帯性と収納性

  • 通勤・ツーリングでは「持ち歩きやすさ」がかなり重要です。
  • 収納袋付きで、リアボックスやシート下にすっぽり収まるタイプを選ぶと◎。
  • 濡れたまま収納できる「防水収納袋」が付属していると、帰宅時に助かります。

6. 耐久性とコスパ

  • 2,000〜3,000円台の安価モデルは耐水性が低く数回でダメになることも…。
  • 目安は5,000〜15,000円台
  • 毎日使うなら消耗品感覚で安価なものを、ツーリング派なら長期使用を見据えて品質重視で選ぶのがおすすめです。

7. 安全性(視認性)

  • 雨天や夜間は視界が悪く、車からの被視認性が大切。
  • リフレクターや蛍光色のラインが入ったモデルを選ぶと安心です。

よくある失敗例

  • 「安さだけ」で選んだ結果、数回で浸水…
  • 透湿性を無視して汗だくで不快
  • サイズが合わず風でバタつき運転に集中できない
  • 重くてかさばり持ち歩かなくなる

これらの失敗を避けるためには、必ず **「耐水圧」「透湿性」「フィット感」**の3つを優先しましょう。


【2025年最新】おすすめバイク用レインウェアランキング

1位:ワークマン 3レイヤー透湿レインスーツ バイカーズ

  • 価格:6,800円
  • 耐水圧:20,000mm
  • 透湿度:3,000g/m²
  • 特徴:上下セット・リフレクター・フード脱着式

詳細レビュー
ワークマンのレインスーツは、なんといっても「圧倒的なコストパフォーマンス」が魅力。6,800円という価格ながら、耐水圧20,000mmを実現しており、台風並みの大雨でも安心です。通勤や街乗りユーザーのレビューでも「数年使える耐久性がある」と評判。

ただし透湿性は2,000〜3,000と控えめなので、蒸れが気になる夏場よりは、春・秋・冬の雨対策におすすめ。雨天通勤や普段使いに“鉄板の一着”といえるでしょう。


2位:RSタイチ RSR048 DRYMASTER レインスーツ

  • 価格:15,000〜18,000円前後
  • 耐水圧:10,000mm以上
  • 透湿度:10,000g/m²/24hクラス
  • 特徴:独自素材DRYMASTER・軽量かつしなやか・高耐久・リフレクター標準装備

詳細レビュー
RSタイチは、多くのライダーから支持されるバイクアパレルブランド。その中でもRSR048は「DRYMASTER」という独自素材を採用しており、防水性と透湿性のバランスが抜群です。10,000mmクラスの耐水圧に加え、透湿度も10,000クラスと高性能。

また、バタつきを抑えたカッティングやしなやかな生地は長距離ライダーから高評価で「何時間着ていてもストレスが少ない」との声も。価格は高めですが、その分“プロ仕様の安心感”があります。長距離ツーリング派に最適な一着。

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3位:デイトナ DR-001 ハイパフォーマンスレインウェア

  • 価格:12,000〜14,000円前後
  • 耐水圧:20,000mm
  • 透湿度:10,000g/m²/24hクラス
  • 特徴:上下セット・ダブルフラップ構造・防水収納袋付き

詳細レビュー
バイクパーツメーカーとして信頼の厚い「デイトナ」が手がける高性能モデル。耐水圧20,000mm・透湿度10,000クラスを誇り、性能面ではRSタイチに匹敵します。特に前面ジッパー部は“ダブルフラップ構造”を採用しており、風雨の侵入を徹底ガード。

さらに専用の防水収納袋が付属しており、濡れたままでも収納可能。価格もRSタイチより抑えめで、性能とコスパのバランスに優れています。「ツーリングにも使いたいけど価格は抑えたい」という方にピッタリ。

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4位:コミネ RK-552 MCコンパクトレインウェア

  • 価格:9,000〜11,000円前後
  • 耐水圧:10,000mm
  • 透湿度:5,000g/m²/24hクラス
  • 特徴:軽量コンパクト・収納袋付き・リフレクター装備

詳細レビュー
コミネのRK-552は「コンパクトさ」と「手軽さ」が売りのモデル。収納袋付きでシート下やバッグにすっぽり入るサイズ感ながら、耐水圧10,000mmと十分な防水性能を確保。

透湿度は5,000とそこまで高くないため、蒸れにくさではRSタイチやデイトナに一歩譲りますが、「常備用」としてはベスト。ツーリング中に突然の雨に遭遇しても安心できる、まさに“お守りレインウェア”。持ち運び重視のライダーにおすすめです。

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比較表

製品名価格帯耐水圧透湿性携帯性特徴
ワークマン 3レイヤー約6,800円20,000mm3,000普通高コスパ、通勤向け

RSタイチ
RSR048
約15,000〜18,000円20,000mm10,000普通DRYMASTER素材・プロ御用達

デイトナ DR-001
約12,000〜14,000円20,000mm5,000普通高性能と価格のバランス◎

コミネ RK-552
約9,000〜11,000円10,000mm5,000高いコンパクト収納・携帯性抜群

まとめ

バイク用レインウェアは「どれも同じに見える」と思われがちですが、実際は価格帯・性能・用途によって大きな違いがあります。

  • コスパ最優先で普段使いしたい方
    → 「ワークマン 3レイヤー透湿レインスーツ」がベスト。6,800円という低価格ながら耐水圧20,000mmの本格スペック。雨天通勤を支える“最強のコスパモデル”です。
  • ロングツーリング派・快適性を最重視する方
    → 「RSタイチ RSR048」が安心の選択肢。独自素材DRYMASTERで蒸れを抑え、長時間着用しても快適。プロライダーも信頼する1着なので、“絶対に失敗したくない”方におすすめです。
  • 性能と価格のバランスを求める方
    → 「デイトナ DR-001」は、耐水圧20,000mm・透湿度10,000というハイスペックを持ちながら、RSタイチより手頃。雨に強く、収納袋付きで扱いやすい“万能選手”です。
  • ツーリング先での突然の雨に備えたい方
    → 「コミネ RK-552 MCコンパクトレインウェア」は、携帯性を重視した“お守りウェア”。シート下やバッグに常備しておけば、急なゲリラ豪雨でも安心。軽量でコンパクトなので、普段は持ち歩き用に最適です。

最後にひとこと

「価格を抑えたいか」「とにかく快適さを求めたいか」「普段から常備したいか」――選ぶ基準は人それぞれです。

大切なのは、あなたのライディングスタイルに合ったレインウェアを選ぶこと
この記事で紹介した4つのモデルは、いずれも実績のあるブランドで信頼性は十分。

雨の日のストレスを減らし、安全で快適なバイクライフを送るために、ぜひ自分にピッタリの1着を見つけてください。

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