「ミドルスクーターでも長距離ツーリングってできるの?」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。
僕自身、最初は通勤メインでPCX160を購入しましたが、乗り心地の良さや燃費性能に惹かれて、今では200km以上のロングツーリングにも活用しています。
本記事では、**実体験をもとに「PCX160で快適に長距離ツーリングを楽しむコツ」や「揃えておきたい装備」**を詳しく紹介します。
PCX160で長距離ツーリングは可能なのか?
結論から言うと、装備と工夫次第で、PCX160でも十分に長距離ツーリングは可能です。
高速道路には乗れないものの、下道での安定した走行性や、原付二種ならではのコストパフォーマンスは魅力的。シートの硬さや積載量に少し工夫が必要ですが、それを補えばかなり快適に走れます。
ツーリングにおすすめのPCX160用装備
1. スマホホルダー & ナビアプリ
ツーリングには地図が必須。スマホをハンドルに固定してナビ代わりに使えば迷わず目的地へ。振動吸収タイプのホルダーがおすすめ。
📌私が愛用しているのはKaedearのスマホホルダーです。
アーム調整後はレバーのワンタッチ操作で脱着ができ、
防振マウントがバイクの振動からスマホを守ってくれます。
2. 風防(ウインドシールド)
風圧はしっかり体に当たります。60km/h以上の走行が続く場面では、風防の有無で疲労度が大きく変わると実感。
ロングウインドスクリーンをPCX160に取り付けた感想をこちら記事でも紹介しています!
3. リアボックス or サイドバッグ
長距離だと荷物も増えます。メットイン+リアボックスの組み合わせで1泊分の荷物が余裕で収まるので、バイク泊にも対応可能です。
4. USB電源・モバイルバッテリー
ナビや音楽を使っているとスマホのバッテリーが心配。
PCX160はグローブボックス内にUSB電源を備えていますが、スマホホルダーまで充電コードをのばすとグローブボックスが開きっぱなしになります。
そのためハンドル付近にUSB電源を増設しておけば、ナビ中の充電でも安心です。
5. シート
100kmを超えたあたりから、お尻の痛みが…
社外シートにはホールド感を向上させた商品があります。
お尻がしっかりホールドされることで痛みを軽減できます。
実走して感じたPCX160のツーリング性能
シートの快適性
純正シートは硬め。100kmを超えるとやや厳しいですが、ゲルザブなどのクッションや社外シートを導入すれば快適度アップ。
燃費性能と航続距離
燃費は40〜50km/L前後。タンク容量8.1Lなので、航続距離は約300km超。給油ポイントを気にせず走れます。
荷物の積載性
メットインは広く、リアボックスをつければキャンプ道具も可。ソロキャンプにも対応できる積載力があります。
実体験から学んだ注意点と改善ポイント
疲労対策
1時間ごとの休憩がおすすめ。コンビニや道の駅でストレッチをすれば、後半の疲れがかなり軽減します。
天候対策
急な雨対策にはコンパクトなレインポンチョや防水バッグが便利。事前に天気をチェックしておくことも大切です。
ナビのバッテリー切れ
初回のツーリングでUSB電源を増設しておらず、スマホが途中で電池切れ。
グローブボックス全開で走行しました。USB電源の増設はしておくべきでしょう。
まとめ|PCX160は“通勤専用”じゃもったいない!
PCX160は通勤だけでなく、工夫すればツーリングマシンとしても非常に優秀です。
燃費の良さ、積載性、走行の安定性は原付二種とは思えない完成度。
あなたもPCX160で、ちょっと遠くまで旅に出てみませんか?
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