「ツーリングに行ってみたいけど、何を準備すればいいの?」
そんな不安を抱えている初心者ライダーも多いのではないでしょうか。
私も初めてのツーリングでは、「何を持てば安心なのか分からない」「荷物を積めるのか不安」と感じていました。ところが、必要な装備を少しずつ揃えることで、走りが格段に快適になり、不安も大幅に減ったのです。
この記事では、ツーリング初心者がまず揃えるべき装備リストを、実体験を交えながら紹介します。必須アイテムから、あれば便利なグッズまで解説するので、初めてのツーリング前にぜひ参考にしてください。
ツーリング初心者が直面する3つの不安
初めてツーリングに出ると、多くの人が同じような不安を抱きます。
- 「何を持っていけばいいのかわからない」
→ 必要な装備が分からないと、不安のまま出発してしまいがちです。 - 「途中でトラブルが起きたらどうしよう」
→ パンクや電気系統のトラブルは、ツーリングで実際によくあるアクシデント。 - 「長時間走って体力がもつか不安」
→ 初心者ほど、休憩の取り方や服装で疲労感が大きく変わります。
👉 こうした不安を解消するためには、最低限の装備+トラブル対策アイテムを持っていくことが大切です。
ツーリングに最低限必要な装備
ヘルメット・ジャケット・グローブ
安全性を確保する装備は最優先です。
- ヘルメット:フルフェイスなら防風・防寒にも優れ、長距離におすすめ。
- ジャケット:プロテクター入りだと万一の転倒時に安心。メッシュジャケットなら夏も快適。
- グローブ:素手よりも握力の疲労を軽減し、滑り止め効果で操作性もアップ。
👉 私も最初のツーリングでは「安全装備を揃えておいてよかった」と実感しました。
雨具・防寒具
ツーリングで意外と多いのが突然の雨や気温変化。
- レインウェア:コンパクト収納できるタイプが便利。
- インナーやネックウォーマー:春や秋は体温調整に役立つ。
👉 私は日帰りツーリングで急に雨に降られ、レインウェアを持っていて助かった経験があります。雨具がないと走行どころか帰宅も大変になるので、必ず携帯しましょう。
雨対策の詳しい選び方は「バイク用レインウェアの選び方|初心者が失敗しないポイント」で解説しています。
工具・予備パーツ
ツーリング中に起こりやすいのが、ちょっとしたトラブル。そんなときに役立つのが車載工具です。
多くのバイクには出荷時点で簡易的な工具が付属しており、シート下やサイドカバー内に収納されています。初心者ライダーは、まず 自分のバイクに車載工具が積まれているかを確認して持っていくことが大切です。
車載工具でできることの例:
- バッテリーや電装系のカバー脱着
- ミラーやレバーの増し締め
- ヒューズ交換
👉 私も過去に、ウィンカーが点かなくなったときに車載工具でカバーを外し、予備ヒューズを交換して助かった経験があります。
さらに安心したい人は、車載工具に加えて以下を補助的に持っていくと安心です。
- 予備ヒューズ
- パンク修理キット(チューブレスタイヤの場合)
- チェーン用の小型ルブ(長距離走行時)
あると快適になる便利グッズ
必須ではないけれど、あるとツーリングの快適さが格段に上がるアイテムです。
- スマホホルダー+USB電源:ナビアプリを使うなら必須級
- リアボックスやツーリングバッグ:荷物をしっかり積める
- ドリンクホルダー:こまめな水分補給に便利
- インカム:仲間と会話しながら走れる
👉 荷物積載の工夫については「PCX160におすすめのリアボックスランキング」も参考になります。
初心者が意識しておきたいポイント
装備だけでなく、走り方や準備の習慣も重要です。
- 出発前に必ず点検(タイヤ・ブレーキ・灯火類)
- 1〜2時間ごとに休憩してリフレッシュ
- ソロツーリングなら行き先や帰宅時間を家族や友人に伝えておく
👉 こうした小さな習慣が、安全で楽しいツーリングにつながります。
まとめ:装備は少しずつ揃えていけばOK
ツーリング初心者が揃えるべき装備はたくさんありますが、最初から完璧に用意する必要はありません。
まずは安全装備と雨具を優先し、慣れてきたら快適グッズを追加するのがベスト。
初めてのツーリングは緊張するものですが、装備が整っていれば安心感が増し、走ること自体を存分に楽しめます。ぜひ準備を整えて、安全で快適なツーリングデビューを果たしてください。
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