通勤・通学から週末のツーリングまで幅広く使えるPCX160。
毎日乗るバイクだからこそ見た目がカッコよくて乗りやすくなるようなカスタムがしたくなりますよね。
でも、せっかく購入したパーツが「取り付けできない」「取り付けたけどイメージしてたのと違う」なんて失敗は避けたいものです。
この記事では、PCX160の「見た目」と「快適性」を両立できるおすすめカスタムを8つ紹介します。
- ミラー
- ハンドルブレース
- ブレーキレバー
- シート
- ハンドル
- ロングスクリーン
- バックレスト
- ローダウン
私自身、PCX160を通勤・買い物・週末のツーリングまで日常的に使っており、カスタムもすべて自分で行なっています。
紹介するカスタムも6つはすでに導入済みで、残りの2つも今後、取り付ける予定です。
地道にカスタムした甲斐もあり、今では用がなくてもPCX160で出かけたくなるほど、見た目と快適性に満足しています。
そこで今回は取り付け難易度を3段階に分けて、カスタム時の注意ポイントや私の実例を含めて、詳しく紹介していきます。
PCX160のカスタムで失敗しやすいポイント
PCX160をカスタムするうえで失敗しやすいポイントが次の3つです。
- 適合車種の間違い
- デメリットや注意点を知らなかった
- 見た目だけにこだわる
適合車種の間違い
PCX160のカスタムパーツは3種類の適合に分けられます。
- 2021~2023年モデル用
- 2025年モデル用
- 2021~2025年モデル用
まずは自分のPCX160がどのモデルか確認しておきましょう。
もっとも見分けやすい方法は車体番号です。
| 車体番号 | |
| 2021~2023年モデル | KF47-1000001~KF47-1199999 |
| 2025年モデル | KF47-1200001~ |
PCX160の車体番号はシート下のフレーム後方で確認することができます。

デメリットや注意点を知らなかった
カスタムするうえで、それぞれ知っておくべきデメリットや注意点があります。
デメリットや注意点を事前に知っておけばカスタム後の失敗も少なく、「イメージしてたのと違う」なんてことも未然に防げます。
ここで紹介するカスタムパーツもいくつかデメリットや注意点があるので合わせて紹介していきます。
見た目だけにこだわる
誰もが愛車をカッコよくするため、見た目にこだわるのは当然。
しかし毎日乗るバイクだからこそ快適性も重要です。
私は納車当初から完成度の高いPCX160に驚きましたが、さらに満足のいく1台へ仕上げるため「見た目」と「快適性」の両立できるカスタムにこだわりました。
PCX160おすすめカスタム8選
①ミラー|視認性を向上させる

取り付け難易度
★☆☆
ミラー交換はもっとも手軽にできるカスタムの一つです。
とくにブルーミラーはドレスアップだけでなく、夜間に後続車のヘッドライトが写り込む眩しさを低減する効果もあります。
さらにショートタイプのミラーであればスタイリッシュな印象に仕上がるだけでなく、狭い場所でミラーをぶつけてしまう心配もなくなります。
注意点
PCX160はミラー取り付け部のネジが「10㎜ 正ネジ」のものを選ぶ。
ミラー取り付け部のネジは次の4種類あります。
- 8㎜ 正ネジ
- 8㎜ 逆ネジ
- 10㎜ 正ネジ
- 10㎜ 逆ネジ
誤ってミラーネジの種類が違う商品を購入しないように注意しましょう。
PCX160におすすめのミラー
TANAX(タナックス)|ボールジョイントミラー
私が実際に取り付けているミラーです。
スタイリッシュなデザインで、おしゃれな雰囲気をさりげなく演出してくれるうえにボールジョイントで細かな角度調整ができます。
一見コンパクトで視認性が悪そうに思えますが「曲面鏡」になっており、広い視界もしっかりと確保しつつブルーミラータイプは夜間走行も快適です。
DAYTONA(デイトナ)|ショートステムミラー
シンプルでコンパクトなミラーを求めている人向けです。
「スクエア型」「クリアミラー」のシンプルな作りでミラーの張り出しもしっかり抑えられています。
②ハンドルブレース|マウントバーとしても活躍
取り付け難易度
★☆☆
ミラー同様に、手軽にカスタムできるアイテムです。
ハンドル剛性の向上で高速走行やコーナリング時に安定した走行が可能で、マウントバーとしても活用できるのでスマホホルダーやUSB電源をハンドル中心部に集約できます。
注意点
2025年モデルのPCX160はハンドルカバーに覆われており、取り付け不可です。
ハンドル剛性が向上する反面、エンジンや路面からの振動が手に伝わりやすいです。
ドレスアップ効果はあるものの、走行性能よりも振動を抑えた静粛性のある乗り心地を求める人は注意が必要。
適合ハンドル径は22.2㎜のものを選び、長さは左右の取り付け部を事前に測定してから商品の選定を行いましょう。
PCX160におすすめのハンドルブレース
KITACO(キタコ)|汎用ハンドルブレース(ロング)
長さ調整が可能で様々な形状のハンドルに対応しています。
ブラック・シルバー・ゴールドの3色展開でハンドルブレース選びに迷ったら、この商品がおすすめです。
Kaedear(カエディア)|アジャストブレース
22種類のカラーバリエーションで「車体に合わせてもっと色にこだわりたい」という人には、きっと好みの1本が見つかるはずです。
こちらも長さ調整が可能で、様々な種類のハンドルに対応しています。
③ブレーキレバー|操作性を向上させる

取り付け難易度
★☆☆
ブレーキレバーの交換で3つの機能を加えることができます。
- アジャスト機能
- パーキングブレーキ機能
- 可倒式機能
操作性が向上するだけでなく、停車時にブレーキを握ったままのストレスや転倒した際にレバーが折れてしまう心配からも解放されます。
注意点
ブレーキレバーはワイヤー式と油圧式で形状が異なります。
PCX160は前後とも油圧式のブレーキレバーを選びましょう。
PCX160におすすめのブレーキレバー
ノーブランド|パーキングブレーキレバーセット
私が実際に取り付けているブレーキレバーです。
アジャスト機能で握りやすさを調整できるうえ、何よりも信号待ちのたびにブレーキレバーを握るストレスから解放されます。
市街地でPCX160に乗る機会が多い人ほど、その恩恵を感じるはずです。
ENDURANCE(エンデュランス)|アジャスタブルレバー(スライド可倒式)
握りやすさや操作性にこだわりつつ、転倒時のリスクにも備えたい人に最適なブレーキレバーです。
アジャスト機能でレバーの距離、スライドでレバーの長さを変えれるので細かな調整ができ、頻繁に扱うブレーキレバーだからこそ「操作性に妥協したくない」という人にはうってつけです。
さらに可倒式のため、万が一転倒したときのダメージも軽減されます。
④カスタムシート|ライディングを快適にする

取り付け難易度
★☆☆
もう一つの顔と言っても過言ではないバイクのシート。
カスタムシートで見た目が大きく変化するだけでなく、足つき性の改善や座面のホールド感を向上させることができます。
簡単にカスタムできるうえに見た目も乗り心地もガラッと変わるカスタムシートは、費用がそれなりにかかるが満足感も多く得られるカスタムです。
注意点
カスタムシートは純正と形状が異なることで、シート下容量が減ってしまう場合があります。
今まで問題なく収納できたヘルメットが、カスタムシートにしたことで収納できなくなる場合もあるので事前にこのあたりはチェックしておきましょう。
PCX160におすすめのカスタムシート
ENDURANCE(エンデュランス)|カスタムシート
しっかり支えてくれる腰当ては長距離走行での疲れを軽減してくれるだけでなく、ステップとの踏ん張りが効くようになります。
純正シートでは段差を超えた衝撃でお尻の位置がズレてしまい、その度に座り直す動作を行っていました。
ENDURANCE(エンデュランス)のカスタムシートでは段差を超えても着座位置は安定しており、座り直すストレスからも開放されました。
前後の席で区分けされたメリハリのある形状はカスタム感も一気に向上させてくれます。
そして何よりシート下容量が純正と変わらないのは嬉しいです。
WirusWin(ウィルズウィン)|ローダウンシート
足つき性にこだわりたいならこのシート。
30㎜のローダウンと同様の足つき性を実現しているにも関わらず、シート下容量は純正と同じ容量が確保されています。
⑤ハンドル|乗車姿勢を快適にする

取り付け難易度
★★☆
ハンドルで乗車姿勢も操作性も大きく変わります。
フラットバーに近い形状の純正ハンドルはクイックな操作性で市街地でも走りやすいですが、もっとゆったりとした姿勢で乗りたい人はハンドルを交換してみてはどうでしょうか。
少し後ろにもたれながらPCX160でクルージングするのも快適です。
注意点
ハンドル径は22.2㎜を選び、事前に「ブレーキホース」「アクセルワイヤー」の長さが純正で足りるかを確認しましょう。
足りない場合、長いホース・ワイヤーに交換しなければいけません。
またハンドルのスイッチボックスはズレ防止のため内側に突起があり、ハンドル側に空いた穴に突起が収まるようになっています。
汎用品ハンドルへ交換する際は穴あけ加工も必要です。
2025年モデルはハンドルカバーのため、交換することができません。
PCX160におすすめのハンドル
ENDURANCE(エンデュランス)|ハンドルバー
純正に比べてハンドル位置が高くなり角度が絞られているので、ゆったりとクルーシングできるポジションで乗れます。
PCX160用に設計されているため、スイッチボックスの穴あけ加工が不要で「ブレーキホース」「アクセルワイヤー」も純正のまま使用することができます。
カラーもブラック・シルバーの2色展開で愛車に合わせて選べるのも嬉しいポイント。
HURRICANE(ハリケーン)|ミニナロー専用ハンドル
ハンドルの高さはそのままで手幅をもう少し狭くしたい人におすすめです。
ENDURANCE(エンデュランス)のハンドルバーよりも角度が絞られており、ハンドル位置が75㎜後ろにさがるので乗車姿勢はさらにゆったりとクルージングする形になります。
⑥ロングスクリーン|風防効果を高める

取り付け難易度
★★☆
風防効果が高まり走行時の向かい風が抑制されます。
長距離になるほど走行風による体力の消耗や体温低下は激しくなるため、ロングツーリングや冬場で乗る機会の多い人は効果を感じやすいはずです。
多少の雨なら濡れるの防いでくれるため、通勤・通学に利用している人にもおすすめです。
注意点
走行風を完全な無風にできるわけではありません。
ロングスクリーンの種類にもよりますが、取り付け後の向かい風は抑制されるものの背中を押されるような肩周辺への巻き込み風が発生する点は注意が必要です。
またスクリーン自体が大きく、視界に入る部分も多くなるのでスモークタイプは夜間走行で純正よりも手前の視認性が劣る点は理解しておきましょう。
PCX160におすすめのロングスクリーン
ENDURANCE(エンデュランス)|ロングウインドスクリーン
形状が見直されたことで、風防効果が以前のモデルよりも高くなりました。
スクリーン上部へ向かうにつれて細くなる形状はスッキリした印象とカスタム感を演出してくれます。
快適性はもちろんのこと、車格アップが図れるうえに「スモーク」「クリア」の2種類から選べるのも嬉しいポイントです。
HONDA(ホンダ)|ボディマウントスクリーン
HONDA純正オプションのロングスクリーンです。
PCX160のスタイルを崩さず風防効果も得られるうえに、クリアシールドのため夜間走行で視界が悪くなることもありません。
⑦バックレスト|タンデムの安心感を向上させる
取り付け難易度
★★☆
タンデム時に同乗者が安心して快適にすごせます。
市街地走行の信号で発進・停止を繰り返す際、同乗者がグリップや運転者へしがみつく必要がなくなります。
しっかりと腰が支えられることで同乗者はタンデム時の安心感と快適性を得られるので、「タンデム走行をよくする」「同乗者にも快適に乗ってもらいたい」という人におすすめです。
注意点
収納量も増えることからバックレス代わりに「リアボックス」を取り付ける人がいます。
リアボックスは本来同乗者の背もたれとして設計されておらず、大半が樹脂製のリアボックスを背もたれにすると破損による予期せぬ事故に繋がるので注意しましょう。
PCX160におすすめのバックレスト
KITACO(キタコ)|タンデムバックレスト
シンプルな形状がPCX160のスタイルを崩しません。
タンデムバーが握りやすい位置にあり、シルバーとブラックの2種類から車両の雰囲気に合わせて選べます。
バックレストの位置も高く、同乗者の腰周りをしっかりと支えるので実用性とスタイルを両立したい人におすすめ。
KIJIMA(キジマ)|バックレスト
縦長のパッドが背中を高範囲で支えるので、快適性と安心感は文句無しです。
バックレストのみでタンデムバーは付属していないため、持ち手は純正グリップを使用します。
⑧ローダウン|足付き性を格段に向上させる

取り付け難易度
★★★
タイヤ周りのクリアランスが減り、重心も下がることで印象がガラッと変わります。
またPCX160のシート高はスペック表で764㎜と低いほうですが、思いのほか高く感じる人も多いはずです。
ローダウンすることで乗り降りや信号待ちの停車時でも足がしっかり着くようになり、つま先立ちになるストレスから解放されます。
気軽に乗れるバイクだからこそ足つき性も重要視したいものです。
注意点
ローダウンは前後ともに行いましょう。
どちらか一方では走行時の荷重の加わり方がフロントタイヤとリアタイヤで変わってしまい、直進安定性や軽快なハンドリングが損なわれてしまいます。
ローダウンと合わせてサイドスタンドも交換する必要があります。
純正サイドスタンドはローダウンした車体には長すぎて不安定です。
センタースタンドのみの使用であれば問題ありませんが、サイドスタンドを使用するのであればショートタイプへ交換しましょう。
PCX160におすすめのローダウン
ENDURANCE(エンデュランス)|ローダウンキット
リアサスペンション・フロントスプリングカラー・ショートサイドスタンドの3つがセットになったキットです。
これさえあれば直進安定性やハンドリングを損なうことなく、サイドスタンドも今までどおり使用することができます。
WirusWin(ウィルズウィン)|ローダウンフロントフォークスプリング
WirusWin(ウィルズウィン)|DY Racingローダウンリアショック
「ローダウンはしたいけど、コーナリング性能や操作性も妥協したくない」という人にはウィルズウィンのローダウンフロントフォークスプリングとDY Racingローダウンリアショックがおすすめです。
ローダウンフロントフォークスプリングは安定した走行を可能にするため、スプリングがノーマルよりも少し固めに設定されており、DY Racingローダウンリアショックは減衰圧調整やプリロード調整機能が備わっています。
細かい設定変更で自分好みの乗り心地をとことん追求したい人におすすめです。
私が実際に「やって良かった」と感じたカスタム

ここで紹介した8つのカスタムの内、次の6つは私自身が実際に行っており「やってよかった」と感じているカスタムです。
- ミラー TANAX|ボールジョイントミラー
- ブレーキレバー ノーブランド|パーキングブレーキレバー
- カスタムシート ENDURANCE|カスタムシートType L
- ハンドル ENDURANCE|ハンドルバー
- ロングスクリーン ENDURANCE|ロングウインドスクリーン
- ローダウン ENDURANCE|ローダウンキット
その中でも特に次の3つは満足しています。
- ブレーキレバー
- カスタムシート
- ローダウン
ブレーキレバー
信号待ちでは、わずかな傾斜でも車体が前進・後退をしないように踏ん張るかブレーキレバーを握ったままでいました。
一息つける信号待ちの時間でも、どこかしらへ力を入れておく必要があり、この動作がどうしてもストレスに感じていました。
しかしパーキングブレーキ機能が使えるようになり、悩みは一気解決。
今では信号待ちのちょっとした停車がアイドリングストップ機能と合わさって本当に一息つける時間になり、疲れが軽減しています。
カスタムシート
PCX160の乗り心地は同クラスのスクーターの中でもいいほうです。
しかしもう1サイズ大きいバイクと比べるとまだまだ劣る部分もあり、段差で跳ねる挙動もその内の1つです。
段差を乗り越えた衝撃で着座位置が変わり、その度に座り直すため段差がくると身構えていました。
カスタムシートはしっかりとホールドされ、跳ねたとしても元の位置に自然と着座させてくれます。
腰の負担も軽減されるうえにメリハリのある形状は「カスタム感」をしっかりと演出してくれる点にも満足しています。
ローダウン
PCX160に乗り出して真っ先に気になったのが足つき性でした。
私の身長は171cmで日本人男性の平均身長にも関わらず、つま先立ちの状態。
通勤・買い物など市街地での走行が多い私は停車時に気兼ねなく止まれない足つき性に嫌気がさしそうでした。
しかし前後ともに35㎜のローダウンをした結果、まるで別のバイクかのような安心感と市街地での停止が「苦」ではなくなったのです。
見た目も重心が下がったことで私好みのスタイルとなり、まさに「見た目」「快適性」を両立できるカスタムでした。
PCX160のカスタムは「見た目+快適性」のバランスが重要
PCX160は完成度も高く通勤・通学から週末ツーリングまで幅広くこなせてしまうバイクです。
しかし使用用途や使い方は人によってそれぞれ。
カスタムをするうえで大切なのは「自身の乗り方にもっとも合うカスタムは何か」を考えながら「見た目+快適性」高めていくことではないでしょうか。
またそれぞれのカスタムで注意すべき点をしっかりと理解した上で進めていくのが、PCX160のカスタムで失敗しないためにも大切なことです。



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