PCX160が気になっている人の中には、
- 160ccで高速道路を走って大丈夫?
- 合流や追い越しで加速不足を感じない?
- 高速道路では車体が軽くて怖くない?
- 何km/hくらいなら快適に走れる?
と気になっている人もいるのではないでしょうか。
私は2023年モデルのPCX160に乗っており、普段の通勤だけでなくツーリングでも高速道路を利用しています。
実際に走って感じるのは、80km/h前後で左車線をのんびり走るなら、PCX160でも高速道路に大きな不安は感じないということです。
80km/h巡行であれば、必要な場面で加速する余力も残っているため、追い越しでも私は特に不安を感じません。
一方、90km/h前後になると、80km/hで走っているときよりも車体が一生懸命走っている感覚が強くなります。
現在所有している400ccのSUZUKI インパルス400で同じ90km/hを走ったときと比べても、余裕の違いを感じます。
この記事では、実際にPCX160で高速道路を走ってきた経験をもとに、快適な巡航速度や合流、追い越し、横風、タンデム、長時間走行について詳しく紹介します。
- 結論|PCX160は80km/h前後なら高速道路でも快適
- PCX160は高速道路を走れる|PCX125との大きな違い
- PCX160で実際に高速道路を走って感じたこと
- インパルス400と比べると同じ90km/hでも余裕が違う
- 高速道路への合流で加速不足は感じる?
- PCX160で高速道路を走って怖いと感じる場面
- PCX160でタンデムするなら60〜70km/h巡行が快適
- PCX160で高速道路を1〜2時間走るのはつらい?
- PCX160で高速道路が向いている人・250cc以上が向いている人
- PCX160で高速道路を走るときに私が意識していること
- PCX160の高速道路についてよくある質問
- まとめ|PCX160は80km/hでのんびり走るなら高速道路も快適
結論|PCX160は80km/h前後なら高速道路でも快適
先に結論からいうと、私は80km/h前後がPCX160で高速道路を走るうえで一番快適な速度域だと感じています。
実際に走ったときの感覚を整理すると、次のようになります。
| 走行状況 | 実際に感じる余裕・快適性 |
|---|---|
| ソロ60〜70km/h | かなり余裕を感じる |
| ソロ80km/h | 快適。追い越しに使える加速の余力もある |
| ソロ90km/h | 巡行可能。ただし80km/hより余裕は少なくなる |
| 100km/h付近〜 | 徐々に速度の伸びが小さくなる |
| タンデム60〜70km/h | 快適に走りやすい |
PCX160は、高速道路を速いペースで走り続けるバイクというより、左車線を80km/h前後でのんびり移動したい人に合っていると感じます。
もちろん、実際の走行では道路の制限速度や交通状況に合わせることが前提です。
PCX160は高速道路を走れる|PCX125との大きな違い
PCX160は高速道路を走行できます。
私が乗っている2023年モデルのPCX160は総排気量156ccです。
一方、125cc以下の普通自動二輪車は高速道路を走行できないため、見た目がよく似ているPCX125とPCX160では、高速道路を利用できるかどうかが大きな違いになります。
PCX125とPCX160の違いについては、こちらの記事でも詳しく比較しています。
PCX160で実際に高速道路を走って感じたこと
80km/h巡行なら特に不安を感じない
私の場合、PCX160で80km/h前後を巡行しているときに、「160ccだから高速道路は怖い」と感じることはほとんどありません。
左車線を中心にのんびり走るのであれば、エンジンにも極端な無理をさせている感覚はなく、普通に高速道路で移動できます。
高速道路を利用してツーリング先まで移動するときも、私はこのくらいの速度で走っているときが一番快適です。
「高速道路を走れるか」ではなく「どのくらいの速度なら余裕を持って走れるか」で考えると、私の場合は80km/h前後がひとつの基準になっています。
80km/hからなら追い越しにも加速の余力がある
「PCX160では追い越しの加速が足りないのでは?」と気になる人もいると思います。
私の場合、80km/h前後で巡行している状態なら、そこからさらに加速する余力を感じます。
そのため、前を走る車を追い越す必要がある場面でも、加速力そのものに不安を感じたことはありません。
ただし、当然ながらPCX160にも速度の伸びには限界があります。
私のPCX160では、110km/h前後になると速度の伸びが頭打ちになるように感じています。
そのため追い越し車線へ出るときは、単純に「追い越せるか」だけではなく、現在の速度からあとどの程度加速する余力が残っているのかを意識しています。
80km/h前後からの加速であれば余力を感じますが、90km/h以上になれば当然、残された速度域は小さくなります。
そのため、前方の車だけを見るのではなく、ミラーで後方から接近してくる車との速度差も確認してから車線変更するようにしています。
PCX160では最高速度そのものより、普段使う速度域でどれくらい加速の余力を残せるかを意識する方が、高速道路では重要だと感じています。
90km/h巡行もできるが250ccクラスが欲しくなる
PCX160でも90km/h前後で巡行することはできます。
ただ、80km/hから90km/hへ速度を上げると、私は少しずつ車体全体に一生懸命さを感じるようになります。
走れないわけではありません。
しかし90km/h前後を長時間維持するのであれば、
「もうワンサイズ大きい250ccクラスのスクーターなら、もっと楽に走れそうだな」
と思うことがあります。
例えばフォルツァのような250ccクラスは、高速道路を頻繁に利用する人にとって比較候補になると思います。
逆に、高速道路では80km/h前後を中心に走り、必要な場面だけ追い越し車線を使うのであれば、私はPCX160でも十分満足しています。
インパルス400と比べると同じ90km/hでも余裕が違う
私はPCX160のほかに、400ccのSUZUKI インパルス400も所有しています。
両方のバイクで高速道路を走ると、同じ90km/hでも感じる余裕が違います。
PCX160でも90km/h巡行はできますが、インパルス400で同じ速度を走っているときより、PCX160の方が「一生懸命走っている」という感覚があります。
もちろん400ccと160ccでは排気量が大きく違うため、単純に性能を比較するための話ではありません。
エンジンだけではなく、車重や車格などの違いも走行時の安心感に影響しているのだと思います。
ここで伝えたいのは、「90km/hを出せること」と「90km/hを余裕を持って走れること」は別だということです。
PCX160は高速道路を使える十分な実用性があります。
ただ、高速道路でより大きな余裕を求めるのであれば、250cc以上のバイクの方が合う人もいると思います。
高速道路への合流で加速不足は感じる?
加速車線からの合流で困った経験はない
私自身、PCX160で高速道路へ入る際に、加速不足が原因で合流に困った経験はありません。
加速車線で速度を合わせ、本線を走る車の状況を確認していれば、PCX160の加速でも私は安心感を持って合流できています。
「160ccだから本線へ入るときに加速が足りないのでは?」
と不安に思う人もいるかもしれません。
少なくとも私が実際に走った範囲では、排気量不足を理由に合流が怖いと感じたことはありません。
本線を走る車への確認はPCX160に限った話ではない
もちろん、本線を走ってくる車には十分注意する必要があります。
ただ、これはPCX160だから特別に必要という話ではありません。
車で高速道路を走るときでも、インパルス400で走るときでも、本線の車との位置関係や速度差を確認してから合流します。
PCX160でも同じです。
本線の状況をしっかり確認できていれば、私はPCX160の加速性能に不満を感じていません。
PCX160で高速道路を走って怖いと感じる場面
PCX160で高速道路を走ること自体に大きな怖さは感じませんが、走っていて注意している場面はあります。
横風|橋の上やトンネル出口では注意している
私がPCX160で高速道路を走っていて気になるのは横風です。
特に注意しているのが、
- 橋の上
- トンネルの出口
- 周囲が大きく開けた場所
です。
こうした場所では横から強い風を受け、車体がフラつくことがあります。
PCX160は400ccクラスのバイクと比べると車体が軽いため、その影響もあるのかもしれません。
横風が強いときには無理に普段と同じ速度を維持しようとせず、余裕を持って走るようにしています。
「PCX160で高速道路を走って怖い場面は?」と聞かれれば、私の場合は合流や加速力よりも突然の横風を挙げます。
大型トラック|風圧より死角に入らないことを意識している
大型トラックに追い越されたときの風圧が怖いのでは、と考える人もいると思います。
ただ、私の場合は大型トラックが横を通過した際のフラつきが、それほど気になった経験はありません。
それよりも意識しているのが、大型トラックの死角に入らないことです。
バイクは車に比べて車体が小さいため、相手のドライバーから見落とされる可能性を意識して走っています。
これはPCX160だけではなく、バイク全般で注意したいポイントだと思います。
大型車のすぐ横に長時間居続けないようにし、相手から見えやすい位置を意識しています。
PCX160でタンデムするなら60〜70km/h巡行が快適
PCX160ではタンデムで高速道路を走ることもありますが、ソロとタンデムでは私が快適だと感じる速度が違います。
ソロなら80km/h前後が快適ですが、タンデムでは60〜70km/h前後で走る方が快適だと感じます。
後ろに人を乗せれば車両全体の重量が増えるため、ソロ走行と同じ加速感や余裕があるわけではありません。
そのためタンデムでは、無理にソロと同じペースで走ろうとせず、左車線を中心にのんびり走る使い方がPCX160には合っていると感じています。
実際に妻を後ろに乗せて片道84km、そのうち約30kmを高速道路で走ったときの乗り心地や、タンデム後の感想については別記事で詳しく紹介しています。
PCX160で高速道路を1〜2時間走るのはつらい?
長時間の高速道路走行については、私はそれほど苦には感じません。
1時間30分〜2時間程度、高速道路を走り続けること自体は可能です。
ただし、走り続けられるからといって休憩なしで走る必要はありません。
疲労を抑えるなら1時間に1回程度休憩する
長時間走っていると、徐々に腰や手に疲労を感じてきます。
そのため私は、疲労を抑えるなら1時間に1回程度休憩を挟むのがちょうどいいと感じています。
サービスエリアやパーキングエリアで一度バイクを降り、体を動かすだけでも、その後の疲労感は変わります。
PCX160だから長時間走れないというより、同じ姿勢で走り続けることによる疲労を考えて、こまめに休憩を取るイメージです。
また、高速道路では速度が上がるほど身体に受ける走行風も疲労につながります。
私はエンデュランスのロングウインドスクリーンを取り付けており、特に高速走行では胸元に受ける風が減り、長時間走行の疲労軽減を実感しています。
PCX160にロングスクリーンを取り付けて感じた効果はこちら
実際に妻を後ろに乗せて片道84km、そのうち約30kmを高速道路で走ったときの乗り心地や、タンデム後の感想については別記事で詳しく紹介しています。
PCX160で高速道路が向いている人・250cc以上が向いている人
PCX160が向いている人
実際に高速道路を走った経験から考えると、PCX160は次のような人に向いていると思います。
- 高速道路では左車線を中心に走る
- 80km/h前後でのんびり走りたい
- 高速道路はツーリングや移動の一部として使う
- 必要な場面だけ追い越しできればいい
- 高速性能だけでなく街乗りでの扱いやすさも重視したい
- 普段は一般道中心だが、必要なときには高速道路も使いたい
こうした使い方であれば、PCX160の排気量と車格は非常に使いやすいと感じます。
250cc以上も検討した方がいい人
反対に、次のような使い方が中心なら、250cc以上のバイクも比較した方がいいと思います。
- 高速道路を頻繁に利用する
- 90〜100km/h前後で長時間巡航したい
- 高速道路でさらに大きな加速余力が欲しい
- タンデムで高速道路を使う機会が多い
- 高速道路での余裕や安定感を最優先したい
私自身、PCX160で90km/h前後を走っていると、
「この使い方が中心なら、フォルツァのような250ccクラスの方が快適だろうな」
と思うことがあります。
PCX160が高速道路を走れないということではありません。
どの速度域を中心に使いたいのかによって、適した排気量が変わると考えるのが分かりやすいと思います。
PCX160で高速道路を走るときに私が意識していること
基本は左車線を80km/h前後で走る
私は高速道路では基本的に左車線を中心に走っています。
80km/h前後でのんびり走るのであれば、PCX160でも無理なく高速道路を移動できます。
私自身、この使い方がPCX160には一番合っていると感じています。
追い越す前に後方車との速度差を見る
80km/h前後からなら加速する余力がありますが、速度が上がるほど残された加速余力は少なくなります。
そのため追い越し車線へ出る前には、ミラーで後方から速い車が接近していないか、十分確認するようにしています。
特にすでに90km/h前後まで速度が上がっている場合は、80km/h巡行時と同じ感覚では考えません。
橋やトンネル出口では横風を意識する
横風が発生しやすい場所では、普段以上に余裕を持って走ります。
特にトンネル出口では、それまで風の影響が少なかった状態から急に横風を受ける場合もあるため、意識しています。
大型車の死角に入らない
大型トラックの風圧以上に、私は死角に入らないことを意識しています。
大型車の横に長時間留まらないようにし、できるだけ相手から存在を認識されやすい位置を走るようにしています。
長距離では1時間程度を目安に休憩する
1時間30分〜2時間程度走り続けることはできますが、疲労を抑えるなら途中で休憩した方が楽です。
ツーリングでは無理に距離を稼ぐより、適度に休みながら走るようにしています。
PCX160の高速道路についてよくある質問
PCX160で高速道路を走るのは怖い?
私の場合、80km/h前後で左車線を走るのであれば、特に怖さを感じません。
合流や80km/h前後からの追い越しでも、加速不足による不安は感じていません。
一方で横風によるフラつきは感じることがあるため、橋の上やトンネル出口では注意しています。
PCX160で80km/h巡行はできる?
私が高速道路を走る場合、80km/h前後は問題なく巡行できています。
むしろ、PCX160で高速道路を走るなら一番快適だと感じる速度域です。
必要な場面では、そこからさらに加速する余力も感じます。
PCX160で90km/h巡行はできる?
90km/h前後で巡行することもできます。
ただし、80km/hで走っているときより車体に一生懸命さを感じ、残された加速余力も少なくなります。
90〜100km/h前後で長時間走る使い方が中心なら、私は250cc以上のバイクも比較した方がいいと思います。
PCX160で高速道路の追い越しはできる?
80km/h前後からであれば、私は追い越しに使える加速の余力を感じています。
ただし速度が高くなるほど余力は小さくなるため、追い越し車線へ出る前に後方車との速度差を十分確認するようにしています。
PCX160のタンデムで高速道路は快適?
私の場合、タンデムでは60〜70km/h前後が快適です。
ソロ走行より重量が増えるため、左車線を中心に余裕を持って走る使い方が合っていると感じています。
まとめ|PCX160は80km/hでのんびり走るなら高速道路も快適
PCX160は、高速道路を速いペースで走り続けることを目的としたバイクではないと思います。
しかし、80km/h前後で左車線をのんびり走るのであれば、私は高速道路でも特に不安を感じません。
加速車線からの合流についても、PCX160の加速不足で困った経験はありません。
80km/h巡行時なら、必要な場面で追い越しに使える加速の余力も感じます。
一方、90km/h前後になると、80km/hで走っているときほどの余裕はありません。
現在所有しているインパルス400と同じ90km/hで比較しても、PCX160の方が車体に一生懸命さを感じます。
そのため、
「普段は街乗りや一般道ツーリングが中心。それでも必要なときには高速道路も使いたい」
という人には、PCX160は非常にバランスのいい一台だと思います。
反対に、高速道路を頻繁に利用し、90〜100km/h前後でより余裕を持って長時間走りたいのであれば、フォルツァなど250cc以上のバイクも比較する価値があります。
PCX160の得意な速度域を理解して使えば、高速道路を利用してツーリングや移動の行動範囲を大きく広げることができます。



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